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UVERworld LIVEHOUSETOUR 2020 大阪 ライブレポート

それはお前がかっこよくなる為に使ってくれ

2月13日(木)
ZEPP OSAKA BAYSIDE

18:29
一気に会場中のcrewが歓声を上げる。
アリーナクラスどころか東京ドームすらソールドさせる程の人気を誇るモンスターバンドが毎年メンバーの生誕祭を含むライブハウスツアーの大阪公演初日。

生誕祭ではなくとも競争率のエグい中チケットを勝ち取ったcrew達、中には僕のようにニューアルバムの新曲達を初めて生で聴ける人達もいたはず。開演10秒前からカウントダウンが始まり時間ぴったりでライブスタート。

『UVERworld LIVEHOUSE TOUR 2020』

新SE『UNSER』に合わせてまず真太郎が登場しドラムセットへ、続けて誠果がサックスを高く掲げて登場。

真太郎の激しいドラムソロを挟み、1曲目のイントロと共に残りのメンバーがゆっくりと登場。

『Making it Drive』

アルバムの1曲目でもあるこの曲、決してダイブモッシュの起こるような激しいビートではないのだが会場の熱気が凄い。
あとライブ化けがすさまじい、電子音の要所要所でズシンと差し込まれる生のバンドサウンドが音源とは桁違い。

『stay on』

「足りねぇよ‼︎足りねぇつってんだろうがよぉ‼︎」
コーラスの部分で何度もフロアを煽るTAKUYA∞
既にメンバーもcrewも汗だく、これぞライブハウスって感じの荒々しい空間。
サビのバウンドする部分からの電子音とサックスが凄くオシャレ、でもノリ方は熱い。

『境界』

休憩なしで立て続けにUVERworld最新の音をぶつけてくる。
TAKUYA∞のヒューマンビートボックスにフロアが湧き、油断したら倒れそうな圧の中飛び跳ねる。

『WE ARE GO』

ズシズシと響く太鼓とサックスで高揚感が半端ない定番曲、TAKUYA∞ここでフロアに突入、どんどん奥へ奥へ奥…………どこまで行くん⁉︎
ボーカル不在のステージに熱いレスポンスを返す前方と急に近くまできたフロントマンに悲鳴をあげる後方

「ちゃんと後ろまで行くからね、次の曲用にマイク持って来たから‼︎ 行こうぜ素敵な未来へ‼︎」

『ODD FUTURE』

引き続き前方と後方でシンガロングと悲鳴というオシャレなサウンドとは対照的な熱気に包まれてる。
ボーカルのせいなんだけど笑 遥か後方からフロア全体に「3.2.1.ジャンプ‼︎」と煽る。
これぞライブハウス感があって楽しい

TAKUYA∞「1番後ろ、来たよ〜〜、でも帰り方がわかりませ〜〜ん汗 ちょっとMCしといて‼︎」

真太郎「改めましてUVERworldです‼︎大阪の皆さんは明けましておめでとうございます‼︎大阪城ホールぶりですね、まぁ関西にはクリスマスに神戸も行きましたけどw 今回の……このライブハウスツアーですね、ステージとフロアの概念がございません‼︎ そこがいつステージになってもおかしくないからね、油断しないで下さい、次は誠果さんがそっち行くかもw あ、帰ってきた」

TAKUYA∞「やべぇ〜〜、やべぇ〜〜よ今日痴漢魔がいっっぱい、女の子気を付けて‼︎ 今日痴漢魔いっぱいだからw」

痴漢魔とはTAKUYA∞がフロアへ降り立つ時に不必要な場所を触る奴らの事である

TAKUYA∞「あ、さっき腕に付けてたバングル取れちゃってさ、思わず投げたんだけど取れたやついる? ……………お前?なんだ男かよ〜〜それ女に渡してたらかっこ良かったのにな〜〜www あの………一度捨てた物をさ、また返せなんて野暮な事言わねぇから、それはお前がかっこ良くなる為に使ってくれ、そんでいつか大事な人に『これ、TAKUYA∞の』とか言ってあげるくらいさ、かっこ良いことに使ってくれや、頼んだぜ‼︎」

真太郎「明日はね、のぶちんの誕生日ですが今日しか来れない人もいると思いますので今日精一杯祝ってあげて下さい、まだまだ素敵な夜は始まったばかりです、今日はみんなで最後まで楽しんでいきましょうよろしくお願いします‼︎」

TAKUYA∞「明日は信人の生誕祭、だから明日は否が応でも盛り上がるよ、でも、だからこそ俺は今日燃えてるんだよ‼︎ 行こうぜ‼︎」

『ROB THE FRONTIER』

UNSERの中では疾走感がある曲、喉からCD音源、凄い、MCを挟んでクールダウンしていたフロアは再びもみくちゃの汗だくに

「ア"ァァァァァァイ"‼︎‼︎」

「まだまだこんなもんじゃないよ‼︎もっともっと最高の場所まで、行こうぜぇぇぇぇ‼︎」

『ナノ・セカンド』

力強く拳を上げて声を出し、頭のサビは大合唱で始まりもみくちゃのまま全員ジャンプ。

「いいか、俺は前へ前へ押してくるノリが見たいわけじゃねぇんだ、さっきから上も見れずにもみくちゃになってしんどそうな奴いるんだよ下がれ‼︎ 下がれつってんだろ‼︎ …………下がらねぇなぁw また後でその辺も行くから下がろうぜ、ヤバい人いたら前に出してやってよ、男お前ら下がらねぇなら(しんどくても)逃げんなよ?」

前方の柵特に中央はキャパオーバーしてるので下がりきれず、しんどい人は前から出してあげるcrew達

「せっかく同じチケット、同じお金払って来てんだからさ、助け合おうぜ、俺は前も後ろも関係なく、音で、歌で、言葉で届けるから、明日のライブ来た奴らに昨日より今日の方が良かったなんて言わせたくねぇんだよなぁおい⁉︎ やれるかどうかなんてわからねぇよ、そんなこと、全部、やって、確かめりゃいいだろォォォォ‼︎」

『PLAYING RUN』

押しが少し軽くなり、全部やって確かめりゃいいだろうのレスポンスとシンガロングに集中するフロア。

「昨日、大阪新幹線で来たんだけどさ、ファンの子が待ってくれてて、『UVERworldってやっぱり天才‼︎ アイディア尽きないの⁉︎ 凄い‼︎』って言われてさ、サングラスしてこう……クールな感じでいこうとしたのに、えっ⁉︎本当にっ⁉︎♪ って返しちゃってw もちろん新しい事にどんどんチャレンジはしていくけどさ、受け入れられるかはまた別の話で、でもこうしてファンの人達に受け入れて貰えるのは本当に嬉しい、ありがとう」


その後
『One Last Time』『EDENへ』とノリが激しくない曲が続き、苦しくはないにしてもしっかり声を出すところやサビに入る前の縦ノリは熱い

「新しいアルバムが出せて、ツアーを回れて、ドームでもやらせてもらったけど、最初の、初めてステージに立った時の気持ちを忘れないようにと作った曲を」

『First Sight』

手拍子が起きるもロックバラードをじっくり聴き入る、ちらほら歌ってる人もいたけど無謀すぎるぞ

「そんなこんなで約20年バンドやり続けてきて、こんな素敵な表現もできるようになりました」

『ConneQt』

本日唯一と言っていいほどのバラード
涙ぐむ人もちらほら
音源より壮大に、照明の演出も相まって凄く感動的


「ありがとうございます、もっともっと素敵な夜に、もっともっと最高な場所へ行くために、次はメンバーからのメッセージを、盛り上げたい時は必ず入れる曲を‼︎ nextsong‼︎ Massive‼︎」

『Massive』

演奏陣のテクニカルな部分を次々に見せ付けられるインストナンバー
それぞれの目立つパートが始まる度に歓声が上がり、再びフロアのスイッチが入る

次の曲のイントロが流れるとよりデカい悲鳴と手拍子でヒートアップ

「さぁ後半戦‼︎ 更にぶっ飛ばして‼︎ぶっ込んで行こうぜぇぇぇぇぇ‼︎」

好きなようにやれ‼︎そして俺に指図をするな‼︎

『Don’t Think.Feel』

うねるフロア、そこに容赦なく水を撒き散らすTAKUYA∞
サビではシンガロングを求め、「まだ‼︎」「もっと‼︎」と煽りまくる

「こんなもんじゃないよ、こんなもんじゃ終われねぇよ‼︎ 次の曲で最高の一体感、もっともっと最高なところへ行くために、お前らの導火線に火を付ける‼︎ nextsong‼︎ Touch off‼︎」

『Touch off』

演奏回数が多いのもあるだろうけど、去年のライブハウスツアーからフェスや対バン、UNSERツアーを経て音源からは想像つかないぐらいノリがとんでもなく熱く進化してた
常に激しいとかではなく、ピンポイントで大爆発する感じだ。


「最高だなぁオイ‼︎ 明日のライブに絶対負けねぇような更なる一体感‼︎ 行こうぜ……ア"ァァァァァァイ"‼︎」

『零HERE~SE~』から『IMPACT』へ

TAKUYA∞が再びフロアに飛び込みダイバーを煽る、今日1番のジャンプとシンガロング
そして四方八方からのダイバー続出。
今日1番のカオス、前方はもう男祭りクラスの地獄絵図だった。

満足そうな笑顔でTAKUYA∞が

「すげぇな大阪‼︎ 間違いなく明日に絶対負けないライブができました。 今日のセットリスト、大事なところを全部新曲でやれて、凄く盛り上がってくれて本当に嬉しいです。もうデビュー曲とかやらないし、あぁ言うのはここぞって時の、特別な日にやるくらいでいいと思ってます。 次の曲は……まぁ作ったのは俺かもしれないけどさ、お前らの事を思って作った曲、お前らがいたから出来た曲でもあるんだよ‼︎ だからこれは俺たちとお前らの曲だ‼︎ 一緒に歌おうぜ‼︎」

『AFTER LIFE』

決して盛り上がる曲調じゃないのに盛り上がる、そして感動的。
コーラスをcrewが担う事で正にライブバージョンと言える音源以上の物が出来上がっていた。

「本当に素敵な夜をありがとう、次の曲で最後なんだけど…………ちゃんと18曲って決まってんだよw お後がよろしいようで………ライブハウスでやる時はこれくらいが丁度いいかなって、みんな死ぬでしょ?w えぇ〜また今年も曲を作って、沢山ライブもするので、また次はあなたの町で、大阪で、ZEPPOSAKABEYSIDEで会いましょう、今日はこれで終わるけどまたこれから始まるんだよ、俺たちの、始まりの合唱、ゼロ、クワイア」

『Ø Choir』

AFTER LIFEの余韻そのままに全員で合唱
メンバーも演奏しながら口ずさむ

「ありがとうございました‼︎ 最高だぜZEPP‼︎OSAKA‼︎BEYSIDE‼︎ また会いましょう‼︎ 新しい時代に、足跡付ける、俺たちが‼︎UVERworldよろしくどうぞォォォォォ‼︎」

「本当にありがとうございました、最高の夜でした、えぇ〜最後メンバーから挨拶を、明日信人誕生日なんで今日は信人に締めてもらおうかなwww ありがとうございましたTAKUYA∞でした」

克哉「ありがとうございました、明けましておめでとうございます。 今年もUVERworld色々企んでますので楽しみにしといて下さい、ありがとうございました」

誠果「ありがとうございます、久しぶりの大阪……なんかレベルアップしてない? こないだの福岡2日間が最高過ぎてさ、いや〜〜これ大阪超えれるかなぁってちょっと思ってたんやけど平気で超えてくるからさ、みんなレベルアップしてるよ‼︎ありがとう‼︎」


彰「写真撮って帰ります〜、3秒でいきますね〜〜はい……………………うん、たぶん大丈夫w ありがとうございました」


真太郎「今日はのぶちんが締めなのでw ありがとうございました。 やっぱり大阪最高ですね‼︎ 明日も来る人はよろしくお願いします、明日来れない人は今のぶちんを盛大にお祝いしてあげて下さい、ありがとうございました」


信人「え〜〜ありがとうございました………1日早くお祝いして頂いてw いや〜〜最高っすね、早く酒が呑みたいw 明日来る人はよろしくお願いします、来れない人もね、また会いましょうね、じゃ〜〜一本締めしますw よぉ〜〜おっ

\パンッ/

信人「ありがとうございました‼︎」

セットリストだけ見れば安定の定番な内容。
けど実際行ってみたらそんなこと気にならないくらいの盛り上がり、凄まじいの一言だった。もちろん特別な内容になったライブは羨ましいけど笑
何回も行けてる人にはその人にしかできない盛り上がり方が、初めて観る人にはその人にしか感じない感動があると思うので、このセットリストは良かったなと思う。

次は信人生誕祭、スペシャルな内容のライブ。


00. UNSER~SE~
01. Making it Drive
02. stay on
03. 境界
04. WE AER GO
05. ODD FUTURE
06. ROB THE FRONTIER
07. ナノ・セカンド
08. PRAYING RUN
09. One Last Time
10. EDENへ
11. First Sight
12. ConneQt
13. Massive
14. Don’t Think.Feel
15. Touch off
16. 零HERE~SE~
17. IMPACT
18. AFTER LIFE
19. Ø Choir

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