推し事冥利 ~お手紙編~

僕は2年半以上Vtuberにハマっていて、1年半程度前から全力で推し事にあたってきて、イベント参加・お手紙・フラスタ・楽屋花などなどなどに取り組んできた。今回はとある姫の配信を見ていて思うところがあったのでお手紙について記事を書いてみる。伝えたいことは、「一回手紙出してみ」ってこと。もちろん人によるって話はあるだろうから一例としてVtuberバカ一代の例を挙げておくのである。。。


・お手紙書くのは何か抵抗がある?

自分の初めての手紙の時は、もう応援したい気持ちが爆発した感じで無我夢中だったので抵抗というほどのものはなかったけど、どうやって送るのか、お作法とかないのかとかファンレターなんて初めてだったので色々と不安だったりドキドキしたりしていた。あれがたぶん抵抗に相当するものなのかなと。初めてのことが不安だったりわからなかったり踏み切るのに抵抗はあるのはたぶん誰しもそうなのだろうなと。


・自分、字が汚いので

自分の字が綺麗だと思ってる人ってたぶんかなりの少数派だろうと。かくいう僕も親からもずっとバカにされる程度には字が汚い。それでも汚いなりに丁寧に書いて思いを伝えたいと。そして何よりも、例えば自分が全力で何かをがんばっていてそれに対してお手紙という形で好意的なお気持ちを伝えられたら字が綺麗かどうかとか関係なく嬉しくない?僕だったらたぶん猛烈に感動すると思う。さすがに習字のようなことまで今更しやしないものの、今となっては手紙は筆で書くようになった。字も最初の頃よりは綺麗になった・・・はず?


・何よりも誰が為に

僕が推しの出演するイベントへ参加するとき、一番楽しい時間のひとつとして手紙を書いたり、プレゼント用意したりという推しへの何かの贈り物の用意をしているときが挙げられる。いやほんとに楽しいんだよ。この手紙を読んで喜んでもらえるかなって思ったりしながら文字を綴るひとときは本当に幸せな時間で、今や推し事の醍醐味。僕が書いた手紙を読んでくれて、それで推しが嬉しいと思ったりやる気に満ちてくれる。そんなことがほんのちょびっとだけでも起こってくれて、そういうのが他の人からもきっとあって、積み重なって推しが輝くことに繋がっていったなら。そうなったらいいなぁなんて思いながら手紙を書いていたりする。そりゃ楽しい。これが楽しくないわけがないんだな。場合や状況によってはこの手紙がその子にとって初めてのファンレターになれるかもしれないなどとまぁ色々考えれば大体ポジティブな要素は見つかるのでわくわくできるのではないかと。


・気を付けていること

推し事全般に共通して、見返りを求めたくなる気持ちは封印するように心掛けている。お手紙やプレゼントに反応を示してくれるケースから全く反応しないスタンスであるケース、事情により反応できない(検閲された、忙しくて反応できない等)様々あると思う。反応が欲しくて手紙を出すのであればそれはやめておいたほうがいいかなと個人的には思う。そりゃあれば嬉しいのはもちろんそう。でもそれは本質じゃなくて、あなたを応援していますとかそういう気持ちを伝えるために書くのがファンレターなのだから、その応えは活動として返ってきたものを受け取ることで満たされるものであるべきものだろうと。そこがリアクションを求めることが先にきてしまうようになるとおかしなことになるので。


・最後に

これまでたくさんお手紙を書いてきた。本気の応援してる奴がここにいるんだぞって伝えたくてただ手紙を贈るだけでも色々な工夫を考えたりしながらやってきて、ステーショナリ類は特にふらりと推し向きだなってものを見つけると買い集めて使い切れないほどの在庫がある。毎回どういうレターセットを使おうとかデコはどうしようとか、ラッピングはどうしようとか考えるのも楽しい。回を追う毎に自分のそういった技術があがっていくのを感じるという謎の楽しみさえ生まれつつある。

お手紙はハードルが高そうって思ったりよくわからないからなーって人は、応援したい人がいるなら是非やってみてほしい。簡単なものからでいいと思う。絶対楽しいし普通じゃ感じることができないどきどきがそこにあるから。お手紙を書くようになってから僕は推しを追うのが何倍も楽しくなったし前よりも自分が推しをどれだけ好きなのか自覚できるようになった。そしてその1通の手紙が推しの活動のわずかかもしれないけど原動力になるのかもしれない。手紙の用意にかかる幾ばくかの時間と費用だけでそんな素敵なことが待っている。

ファンレターを出す人が増えて、推しが喜んで、活動が充実して、そういう連鎖がたくさん起きて、結果、更にVtuberの界隈全体が盛り上がり発展していく。そんな未来を願って記したもの。