📷経緯
新しい職場となる大学。気晴らしに校内をぶらりと散歩していると、沿道に一瞬目を疑うような光景が……。手持ちのカメラで恐る恐るパシャリ。
写真を撮った後、百度のカメラ検索で調べてみると、これは〝皂荚〟というマメ科の植物であることが分かった。
一見すると、別の植物に寄生されたような感じを受けるが、そういうわけではなかったようだ。ほっと一安心。
マメ科といえば、沿道にはいくつかそれらしいものが落ちていた。
最初はバナナの皮が捨てられているのかと思い、敢えて目に触れないようにしていたが、〝皂荚〟のことを調べて得心した。手に取って振ってみると、カラカラという音が。乾燥した豆が入っているようだ。
皂荚(zàojía)
〝皂荚〟について百度百科で調べてみると、以下のような記述があった。
〝皂荚〟は「サイカチ」という種類の植物であることが分かった。ただ私は植物について何らの知識も持ち合わせていないので、見聞を広めるために少し詳しく調べてみると、この植物が漢方薬(中薬)に使用されていることが分かった。
以下に、理解の一助となった〝皂荚〟に関する論文の前文(一部)を引用する。
このように中薬として古くから重宝されている〝皂荚〟だが上記の論文によると、現在は美容化粧品としてもその価値を見出されており、様々な分野への実用化が日増しに進んでいるという。
ひとこと
夥しい量の棘に目を引かれてしまったが、意外や意外、様々な効能があることが分かった。このように軽く調べてみただけでも様々な資料が出てきたので、今後も折に触れて加筆していきたい。
参考資料
訳出にあたり参考にさせていただきました。