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こあいことはなぁに

それははじめることと終わらせること。


はじめるのは決意が。
そこで失敗したとしても改善して次と考えられる頭と自分以外の誰かのせいにもしない覚悟が必要だと思う。


けど、はじめるのは実は覚悟がなくてもできることも経験として知っている。

ただ、終わらせるには自分以外の誰かに恨まれる覚悟は本当に必要だ。
終わり方を綺麗にと思えば思うほどぐちゃぐちゃの時もあった。
不義理だと言われるようなこともたくさんしてきた自覚だけはある。

それでも、それでも、しなきゃいけないことは溜まっていく。したいことが増えていくよりもずっしりと重みをつけて。

はじまりとおわりはセットのようで、どこか世界がズレているとわたしはおもっていて、SUPER BEAVERのこの歌にはいつも励ましもされるし、深く深く潜っていくときに頼りにしている。

さて、はじまりと終わりで特にむつかしいこと。
それは生命のはじまりと終わりもともにあるだろう家族のことだと思う。

昨日、ほんの少しだけかいつまんで神の子をみてしまったから、なおいろんなことが自分の中でフラッシュバックし、落ち込んだまま、ひたすら文字に感情をぶつけて眠った。

寝起きは最悪にならず、夢見も悪くはなかったことだけありがたい。

朝は朝サラダで中丸さんを観ながら、嶋津さんとアニさんのスペースを聞けたのもほんのすこし勇気に変わった。

母と今後の我が家について話をした。
父が旅立って半年、そして祖父母たちが旅立って10年以上経つ。
最近、母は自分の気持ちを奮い立たせて苦手な片付けに毎日取り組んでくれている。それについては本当に感謝しかない。

ただ、祖父母の作品についての見解の違いの溝が深まっていないかだけ確認したいと、イベントを開くと決めてからずっと思っていた。

そう、それを対面ではなく洗濯物を干しながらという卑怯な手を使いながらだったけれど、できたことは自分を褒めたい。手放しではできないのが自分らしくてちょっとだけ笑ってしまうけれど。

祖父は書道を趣味で、祖母は木目込み人形を中心に作品が飾りきれないほどある。
そして、祖父の書道道具の大半は従妹になかばムリヤリ母が押しつけるように渡したが、それでも未使用品を含めいっぱいある。作品はあまりみつからないけれど。
対して祖母の木目込み作品はたんまりありすぎる。旅立ってすぐに祖母の弟妹に祖父の弟妹に私たち孫世代でわけてもまだたんまりある。まぁ、わたしはぶっちゃけ人型の人形がガチで苦手で触るのに恐怖を感じる人間なので、手毬と干支だけで充分なのだが住んでいる家にあるのでどうしようもない。生前、私だけのために作ってくれたこと知っていていても、祖母が悲しい顔をしても伝えないとしんどかった時からなにも変わっていないトコロの1つはこれである。申し訳なさでいっぱいではあるけれど、これは性分なのでそっとしてほしい。

と、思っていたより長くなったのでまとめると
祖母は木目込み人形師で歌音は人型の人形が苦手な初孫である。
ってことですね。最初からそれだけ書けばよかったのだろうけれど、感情を整理したくてそのままにしました。

ええと、話を母と話したことはなにかって。
祖母の人形のことでした。
母はそのまま飾っておいて欲しい人がいたらあげる形にしたいと言ったのです。

ここ十数年、部屋に私たち娘と孫しかいれないのに‼️

売るのはイヤだ!というのです。
まだしばらく。

え、十数年経ってるやんけ‼?

と私の中に住み着いている関西人が心の中でツッコむだけでなく、話言葉として飛びでたのはしようがないと思います。
飛び出た言葉の語尾はたしか「じゃん」か「っちゃ」だった気もしますけど。

母も私が人形に触れないことを知っています。ほぼ同居の次女は以前、妹と子どもたちの荷物の片付けを依頼した時に逆ギレしてきて、「お金出せばいいってことでしょ!いくらなの⁉️」ということがあったのでほぼほぼ期待できません。ちなみに父の葬儀中もあまりにも指示をしないと動けないので私はだいぶイライラしてしまったので、あまり物申すことはもうほぼほぼあきらめてます。ほいで、末妹は色々察して動いてくれるのでちょっと期待を寄せていたのですが、そもそも嫁いでそちらの家に入っているうえ、ほぼほぼ我が家に来れない上にこちらに来たときは子どもの遊び担当になってしまったのでむつかしいのが現状です。

なのに‼️
なのに!

え、「もうしばらく飾って置きたい」
「あげるのはいいけど売るのはイヤ」とはこれほんとどうしたいの⁉️

ですよ。

感傷に浸りたいのもわかるのです。
チョコッとは。
わたしも基本は増やすだけの人間側ですから。
そもそも売りたいと思っても売れるかなんてわからないし、七段の雛人形については、もう寄付しかないと思っているのです。

母の気持ちを全部受けとめてわたしに任せといて!と言えないのがほんとに今の状況なのです。

しばらく時間を置いてから、
「10日までは考えさせて」という言葉をもらったのでだいぶ気持ちは落ち着きましたが、

ですし

依然として、

です。

でもまぁ、どんまいでなんとかなることもあることをドンマイ先生がこのドラマ↓で証明してくれているので、片付けという名の宝物の発掘作業をしてあなたもわたしもポッキーな11月11日の自主イベントに備えたいと思います。

なにより、話をする、溝の深さを確認できたので目的は達成しているからええじゃないかぁ。

あ、歌音の自主イベントはこちら。
大阪の福島ではなく、福島県の二本松市で行いまする。

そいで、二本松市民交流センターで11月10〜12日に行われるもったいない美術館
http://streetwasan.web.fc2.com/?fbclid=PAAaZhHDP7LGalXhTVtWWMgt61vLGmDkuobPAIn_QKpenU4b7iKdzTC7Inftk

と、なにより会場を貸してくださったWATANIさん

のご利用とあわせてご来場いただけたら嬉しいです。

次の日の12日も龍泉寺さんにてあさかわかん市


すでにはじまっている霞ヶ城での菊人形


WATANIさんにて雑貨と喫茶と秋の庭もあるので、



岳温泉

に宿泊して、錦織りなす秋の二本松を味わいに来ていただけたらなお嬉しいです。

あ!
東和では木幡マルシェもあります!

宣伝が最後多くなってしまいましたが、最初のところにかえると……

はじめることとも終わらせることもわくわくして、でもこわいことだと思います。

でも、だからこそはじめる楽しさも終えられるという安心感も味わえる人になりたいなぁと思うのです。
そして実行していける人間で在りたいと。

あなたは家族と、友だちと、仲間と、
どう在りたいですか?

よかったら、これからのこととそれからのこと、話してみませんか。

だって、生命がある限り、転んでも、立ち止まっていても、最後は一人になってでも進むしかないのだから。