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パソコン、スマホとコミュニケーション

 私がパソコン(当時はマイコンという名前でしたが...)に出会ったのは、高校一年の時でした。

 当時としては画期的だった『教育用教材マイコンキット「マイティ・レオ」』(これは、基盤の上にICチップとLEDセグメントとキーパッドを配置した「ワンボードマイコン」というものです。)を、高校進学のお祝いとして母が買ってくれたのです。

マイティレオ

 このマイティ・レオとの出会いのすぐ後、私が所属する電子工作クラブにシャープのMZー80Kが導入されます。そして時を同じくして、NECの「PCー8001」が私の専攻である機械科の職員室に導入されます。

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 当時は誰もこのマイコンに触る事も無かったので、どちらのマイコンも私に独占利用させてくれたのでした。

 また、その年の終わりには、パナファコムのユーメイトというオフコンも学校に導入されます。

 この様に、高校一年生の時に私の周りに一気にコンピュータがやってきたのです。

 これは不思議だなーと思うことがあります。

 というのも、中学3年の卒業文集に、将来私はコンピューターを扱っているだろうと書いたのです。

 その数ヶ月後、これらは実現していたのです。

 今思うと、これは引き寄せの法則だったのかもしれません。

 そして同じ文集に、私は、「心を知りたい」と書いています。

 「心」は、今でもずっと私の中にあるテーマです。

 マイコンをずっと触っていると本当に面白く、だんだん人と話をするのが面倒になってきました。
 理由は簡単で、人に何かを頼む時には気をつかいますし、文句を言われることがありますが、コンピューターは、何でも聞いてくれますし、文句ひとつ言わずになんでもやってくれます。

 人と人とのコミュニケーションは、一筋縄ではいきません。

 色々とすれ違いもあります。

 しかし、それを乗り越え、色々な学びを経て、人と人とのコミュニケーションを行っていく事が、大事なのかなと思います。

 もう一つ問題だと思うのは、日本全体がはまっているスマホ依存症ともいえる状況です。

 小さなお子さんがいる親御さんも、スマホに夢中です。

 子供は、親とのコミュニケーションで成長していきます。

 子供は自分のことを見てくれないと不満がつのってきます。

 子供から見たら、親が全てです。

 スマホの画面を見てばかりで自分を見てくれない親を子供が見たらどう思うでしょうか。

 さみしいと思うのではないでしょうか。

 実は私もそうでした。

 今、反省を込めて提言してみたいと思います。


「子供と接する時はスマホを置き、子供の目を見て話をしてみてください」


 今日もお読みいただきありがとうございました。

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