イタリアで絶大な人気を誇る【グレングラント/GLEN GRANT】へ#25①
ーーー2019.8.3号①ーーー
どうも、パスタは安くて美味しくて長持ちして調理も楽なので最強食材なんじゃないかと思っているヒデイシです。
それはさておき、、
今日も蒸留所をめぐります。
1箇所目は「グレングラント蒸留所」
この蒸留所でつくられるウイスキーは、イタリアで絶大な人気を誇り、イタリアで消費されるウイスキーシェアのトップをぶっちぎりで走っています。
あとで写真も載せますが、蒸留所敷地内にスコットランド、EUの旗と並び、イタリアの国旗が掲げられているほど。
で、1840年にグラント兄弟によって建てられ、モルトウイスキー蒸留所は地名をとって蒸留所名にされることが多いのですが、ここは家名をとって名付けられています。
ちなみに、電灯を導入した初めての蒸留所でもあるみたい。
ということで、早速行ってみましょー!
宿から歩いて10分くらいのところにあります。
いやー、昨日の今日なのでめちゃくちゃ楽に感じますね。スキップして行きたいくらい。
ということで到着しました。
めちゃくちゃいい天気です。
とりあえずツアーに参加できるか受付の人に聞きにいきます。
(ビジターセンターの入口)
どうやら僕が今日の訪問客第一号らしく、15分後にツアーをスタートしてくれるそう。
それまでショップを見たり、外をプラプラしていたらツアーが始まりました。
(ショップの様子)
どうやらひとりだけのようです。プライベートツアーのようでなんだか得した気分。。
(はじめは麦の粉砕の説明)
(こんな流れよーと手作り感あるイラストで)
(大きなマッシュタン)
グレングラントでは糖化の際に、お湯は4回に分けて入れるそうです。
(オレゴンパインの発酵槽が10ある)
(変わった形のポットスチル)
ウォッシュスチルは何型と言ったらいいのでしょうか、カクカクとシェイプアップしています。
スピリットスチルは膨らみの少ないバルジ型(ボール型)
(ウォッシュスチルのネックが直角に曲がってる)
ポットスチルは全部で4組の計8つあるんですが、なんとそれぞれに精溜器がついてるんです!
これは蒸溜してできた蒸気を冷やして液体に戻し、細い管を通してポットスチルに返すという働きがあるみたい。
よって、蒸溜される液体に含まれるエステル風味(フルーティーさ)を取り出しやすくなるそう。なぜかというと、軽くてフルーティーな風味より、重くてリッチな風味の方が沸点が高く液体化しやすいという特徴があるから。
だからグレングラントのウイスキーは軽やかでフルーティーな味わいが個性となって出てきているんですね!めちゃくちゃ面白い。
コンデンサーは別で壁の向こう側の外にあります。
つぎは貯蔵庫ですが、ここは撮影NG。
(外からはオッケー)
ちなみに、ダンネージ式で3段積み重ねていました。
では、テイスティングタイムです。
ん、3種類あります。たしかツアーの試飲は2種類のはず。
ツアー中にガイドをしてくださった方と、この英語は日本語で何というかなど色々はなしをしていて仲良くなったのでサービスよ、とのことでした。
ありがたすぎます。ほんとスコットランド大好きです。。
ということで、10年と12年と16年をいただきました。
それぞれ個性は違うのですが、りんごっぽい爽やかな甘みがあって美味しかったです。
ということで、ツアーはここで終了。
敷地内にガーデンとカフェがあるとのことだったので、そこに行ってみて蒸留所をあとにします。
(ガーデンに続く道)
(ピートの色がついた川)
(ガーデン)
(カフェ)
(ご満悦のヒデイシ)
(イタリア、スコットランド、EUの旗)
グレングラントは以上!
この近くに今は閉鎖しているキャパドニックがあるので、つぎはそこに向かいます。
25②につづく
素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃