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ぱっとみ蒸留所だと分からない【キニンヴィ/KININVIE】へ#29②
ーーー2019.8.7号②ーーー
それでは先ほどの続きです、
次に向かうのは「キニンヴィ蒸留所」
ここは1990年2ウィリアム・グラント&サンズ社によって建てられた蒸留所。
この会社が保有しているモルトウイスキー蒸留所は、ほかにグレンフィデックとバルヴェニーがあり、このキニンヴィはこれらの次に建てられたみたい。(グレーンウイスキー蒸留所はガーヴァンがある)
バルヴェニー蒸留所の敷地内にあるとのことなので、早速行ってみましょー!
バルヴェニーのビジターセンターから歩いて10分ほどで着きました。
(裏口に到着した)
ぱっとみ蒸留所だと分かりません。
屋根から湯気がもくもくと出てきたので、なんとか気づきました。
中をのぞいてみると、ひとりの男性がせわしなく作業しています。邪魔するのは悪いなーとおもいながら、ぼーっと見ているとこちらに気づき近づいてきてくれます。
蒸留所の見学がしたいと伝えると、ちょっと待っててと言われたのでとりあえず待つことに。
すると奥から違う男性が出てきて、「2分でよければ!」と案内してくれることになりました。
ここは、ウォッシュスチルが1器、スピリットスチルが2器で1セットとなっていて、それが3セットあります。
一番大きいのがウォッシュスチルで、バルジ型の2つがスピリットスチル。
で、マッシュタンとウォッシュバックはどこにあるの?と聞いてみると、バルヴェニー蒸留所の中にあるとのこと。
(この手前側のマッシュタンと)
(この9つのウォッシュバックはキンニヴィーのもの)
とっても変わっていますね。。
一通りみせてもらった後に、ニューメイクを少しのめるか聞いてみると、「それしちゃうと首が飛ぶぜ」的なジェスチャーをしていたので、笑ってお別れをします。
(こっちが正面)
会社は一緒とはいえ、違う蒸留所なのに一部の設備を同じ空間に設置することがあるんだなあ、とおもしろい体験ができました。
ということで、今回は以上です!
パッとみ蒸留所に見えない【キンニヴィー/KININVIE】へ❗️
— ヒデイシ🥃スコットランド (@whisukej) August 7, 2019
建物の中にポットスチルしかない珍しい蒸留所。というのも糖化槽と発酵槽はバルヴェニー蒸留所の中にあるからなんです😳
ポットスチルは、初留器1つ再留器2つが1セットで、これが3組ありました! pic.twitter.com/eGn6MI88oi
素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃