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【P日記】ウイスキペディアのプロデューサーが実飲したウイスキー#3

2020年2月某日
「ウイスキペディア」3話のナレーション録りを終えた後、ウイスキーを飲みたくなって大泉学園の「BARレモン・ハート」に寄った。バーテンダーの古谷陸さんに、先日「TOKYOストーリーズ」のロケで行った板橋の酒屋でジョニ黒の特級(1980年代後期のもの)がお手頃の値段で売っていたので思わず購入したという話をしたところ、80年代の頃、ジョニ黒のキーモルトだったというLINKWOOD(ボトラーズのゴードン&マクファイルの15年もの)と特級のCARDHU12年を勧めてくれた。

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写真にあるCARDHUは、物の本にはライトでスムースとあるが、このヴィンテージな特級CARDHUは、ひと口飲むと喉に粘りつくようにオイリーで、飲み進めるうちに味がまろやかな感じになってきた。ジョニ黒の特級といえば、父親世代には絶大なる支持を得ていた高級ウイスキーの代名詞だったが、この酒はBSフジのドラマ『BARレモン・ハート』の「グッバイジョニー」で登場し、いつかは飲んでみたいと思っていた。ジョニ黒をこよなく愛する火野正平さん演じる新聞記者が、がん末期となって70年代の特級ジョニ黒を愛おしむように飲むシーンは、思わず涙を誘う名シーンでしたよ。さて、「ウイスキペディア」の方は、今週3話が放送されますが、世界のコンクールで数々の賞を受賞しているイチローズモルトで知られた秩父蒸溜所が登場。こちらも是非お楽しみに!

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