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Lagavulin 25y 200th Anniversary 51.7%

ラガヴーリン 25年 200周年 51.7%


芳醇な香り立ち。樽由来の優しい甘さ、ベリー系のジャム、ドライフルーツ、ナッツ、ビターチョコ、リコリスのスパイシーさ、ピート。奥にうっすらとレザー、柑橘系、出汁系のニュアンスも。
スムースな舌触り。口全体を覆う芳醇な味わい。オイリー、ビターチョコ、ナッツ。
太いピートと陶酔感を覚える余韻がとても長く続く。

5.0/5.0


あけましておめでとうございます。
今年もゆっくり更新していきたいですが、
中々飲みに行けるタイミングが減ってきつつあるのでどうなるか…。

年明け最初はラガヴーリンのバイセンテナリーボトル、25年です。
2022年に飲んだ中でというより、今まで飲んだ中でも上位に入ります。
言葉にするのも失礼なんじゃないかと思うくらい、素晴らしいものでした。

同蒸留所は1816年設立、なので2016年にリリースされたものになります。蒸留年は最低でも1990年頃でしょうか。

私は今年の明け頃に飲みましたが、
寒さの影響か、注ぎたてはまだ硬く、正直期待したほどではないか?と思いました。
本当にすいません。

10分ほどすると、徐々に多彩で複雑な香りがじわじわと込み上げてきて、
20分ほど経つと柑橘系のフルーティさも少し感じられるものに変化していきます。

味わいはとても上品で、
旨味や甘味、少しの渋味のバランスが素晴らしかったです。
ヴァッティングならではの複雑さで、
退店後もしばらく余韻に浸れるくらい、素晴らしい陶酔感を覚えました。

このクオリティを8,000本も用意できるって…。
さすがディアジオ、凄すぎますね。

いつまでも嗅いでいたい、飲むのがとても惜しい、文句のつけどころがない素晴らしいラガヴーリンでした。

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