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映画のミカタvol.2「あえての冬のホラー」関連おすすめホラー映画たち

①映画好き男子おすすめの伝説的ホラー。私も”開眼"してしまいました…

『悪魔のいけにえ』(1974年:アメリカ)

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以後に続く殺人鬼者ホラーのあり方を決定づけたとも言われる、伝説的作品。無駄をそぎ落としたシンプルで緊迫感あふれるストーリー展開、芸術的とさえいえる構成と映像美に圧巻!ホラー嫌いでも、ぜひ一度は観るべき1本。実際にその芸術性の高さが認められ、マスターフィルムがニューヨーク近代美術館に永久保存されているとのこと。

『死霊館』(2013年:アメリカ)

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『ソウ』シリーズで知られる鬼才ジェームズ・ワン監督によるオカルト作品。超常現象研究家としてアメリカで高名なウォーレン夫妻が70年代に実際に出会った事件を題材としている。事実を基にしていることからか、淡々とした抑えた描写が不気味な恐怖を煽る。家族愛が全体のテーマになっていることから、ある種、秀逸な感動作ともなっているところが魅力。

『ブレインデッド』(2009年:ニュージーランド)

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『ロード・オブ・ザ・リング』で世界的名声を得たピーター・ジャクソン監督によるブラック・スプラッター・コメディ。ゾンビの大発生、芝刈り機での虐殺シーンに大量の出血描写など、衝撃のプロットながら、コメディに振り切った手腕が高く評価されて広く受け入れられた伝説的作品。冒頭にほがらかに登場するエリザベス女王、凄いなぁ。描写はかなりハードなので、鑑賞にはくれぐれもお気をつけて。

②恐がりでも大丈夫(?)!ハートウォーミングな、傑作ホラーたち。

『コララインとボタンの魔女』(2009年:アメリカ/監督:ヘンリー・セリック)

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子どもの頃、親がバケモノになっちゃう夢って誰もが一度は見るだろう。そんな恐怖を題材にした、傑作児童小説の映画化。日常が裏返しになることで見えてくるひずみや、感じることの出来る愛。ただ怖がらせたいだけじゃなく、温かなメッセージを感じさせてくれる。ラストの魔女との対決シーンは若干、閲覧注意かも。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993年:アメリカ/監督:ヘンリー・セリック/原作:ティム・バートン)

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もはや説明する必要もないほどの傑作ホラーミュージカル。クリーチャーたちの絶妙すぎる可愛らしさとおぞましさ、ダークなのにクスリと笑えるストーリー、ラストのハッピーエンド!まで。個人的にはオープニングのシーンと曲がとても好きです。こわいもの見たさで、奇才ティム・バートンの頭の中をのぞいてみよう!

『グレムリン』(1984年:アメリカ/監督:ジョー・ダンテ/脚本:クリス・コロンバス)

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クリスマス・プレゼントに、我が家にも、かわいい”ギズモ”がやってきてくれたら。公開当時子どもだった私は、何度、夢想したことだろう。ギズモをグレムリンにしないための方法を、私だったら…って、一生懸命考えたり。大人になってから観るとまた違った味わいがあったけれど、やはり子ども時代に観ることで、ドキドキもハラハラも一層深まる気がする。どうぞ家族で怖くて楽しいひとときを!そして隠されたテーマ(?)は、”母は強し”。

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