できる!人との出会いは、自分も成長したくなりますね
仕事ができる!人っていますよね。どこで判断してますか?
私の後輩は仕事ができる!人なので、そのお話です。
私はパートになるんですが、人事的なこともしていて…。面接にも同席して、採用を行っています。
うちの会社では、事務職未経験OK なので業種の違う方に多く応募していただきます。私も、全くの未経験で入りました。
ある時、5人ほど採用したことがありました。2週間ほど一通り仕事を体験してもらいます。
その後担当部署があるので、誰(先輩)についてもらうかという話になりました。
この中の1人について、
「仕事が遅かった」「丁寧さに欠ける」「PCが本当にできない」
との評価がでました。みんな自分の後輩に着けたくない、という感じですね。
でも、私はその人をスゴイ!と思っていたので、
「ぜひ、私の部署にして!!」
と即決まりました。
私がその人を後輩にしたい!と決めた理由が、
取り扱い説明書が読めたから
2週間の間に、組み立て式の棚が届きました。私と同僚で、四苦八苦しながら説明書をみていました。
「こういうの苦手ですぅ~」
という人ばかりの中で、後輩は
「次はこのネジを、こっち向きに4ヶ所止めます」
「次は反対から、Dの板をはめます」
と常に説明書を先に読み進めて、手順を教えてくれるのです。
手順だけでなく、小袋からネジは出てるし、Dの板ははめる面を向けて、すぐさし込めるようにわかりやすい。相手に、悩む頭を使わせず作業に集中できるようになっているんです。
この能力は、すばらしい。
仕事が遅くても、慣れればスピードアップします。丁寧さは、作業によって気を付ければいいことです。PCは初心者OKで採用したんだから当たり前。
他のスタッフが【できていない】、と指摘したことは私ができるから問題はありません。
私が感じたのは、私の【できていない】ことをしてくれて、担当業務がスムーズに進むこと。
そして、相手を想像できる人でした。
私の目は大正解でした。他のスタッフにも、「スゴイ成長」と言われています。
イヤイヤ、後輩は最初からできる!人なのです。
私は今の仕事を辞めるつもりです。
もしかしたら、後輩との出会いは背中を押してくれたのかもしれません。
できる!人との出会いは、
自分も成長したい!
と思わせてくれます。
辞めるまでの時間を、後輩から学ばせてもらいながら、私も伝えられるものを伝えていこうと思います。
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