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骨延長の渡航について

骨延長に限らず、空港での知っておくべきライフハックも記載しておきました。健常者の方も太字の箇所は気にしておくと幸せになれるかもしれません。スマホのメモ転記につき荒い文章はご容赦ください。

日本の空港

出発前に預ける荷物の写真を撮っておくとロストした時の説明がしやすい。

松葉杖を持っていくと出国審査も身障者用スペースからショートカットするので早い(所要時間5分)

機内は着席率90%くらい、たまたま隣に座っていた人が3x3バスケ日本代表のマネージャーらしく、日本人同士ということもありたまに会話して道中は楽しく過ごせた。

トルコの空港

到着してパスポートを見せるもここはターキー専用の入国審査で日本人は別の場所と言われる。
杖ついて億劫にしていたからか、やっぱりここでもいいよと言われてすんなり終わる。(所要時間30分⇒3分に短縮!)

2つ預けた荷物のうち、スーツケースはBaggage Reclaimからすんなり流れてきたが、
リュックに袋かけた荷物は別のところ(Lager baggage)へ案内される。
流れてこなかったらその辺にいる職員に聞いてみよう。だいぶ探していたのでロストしたかもと焦った。

荷物を回収したらでて左の携帯ショップでSIMカードを買うと良い。これは回収不要かつ電話番号つきなのでyamecsepeti(トルコのUber EATS)が利用できる。
ただし、どの国でもそうだが空港で購入すると高価である。50GB 1100TLで結構高い。実際に使用してみたら20GBプランだった…そういうとこだぞトルコ人🤔
ちなみに電話番号は専用のアプリで確認できる。自分はVodafoneを使用したのでこのアプリをインストールした(SIMにQRコードが書いてある) ちなみに日本では全然安定しないahamoは海外では追加料金なしで14日間は使用できる。しかもどこでも安定しており2980円で安い。今までの渡航ではドバイでのみ使えないくらいだった。

あとは空港ゲートまで骨延長施設の迎えがくるので楽ちん。

病院では血液検査とレントゲンを撮る。
血液検査は嫌いだが、針が細いからか痛みはほぼなかった。

自分が入院する病室についたらオペの同意書やアレルギーとかなんか色々聞かれる。
この時に点滴も刺されるのだが、これをつけたまま一泊するとお風呂入れないのでオペ当日にするようにお願いしてもいい

術後

相変わらず痛いが、思ったほどではなかった
ネイルが入った手術の方が倍くらい痛かった。理由として、起きる前に既に麻酔をいれてもらっているからだと思う。
前回のオペでは起きたらナースコールを呼んで点滴をしてもらった。 最初からそうしてくれないのか…

ちなみに術後せん妄が起きた。歩いてトイレに行かなければいけない、という責にかられてナースコールを呼んでwheelchair(車椅子)貸してくれみたいな意味不明な事を連呼してしまった。歩けるわけないのに

今回は病院の対応等がとても良い
荷物を手の届かない所にやられないし、こちらから言わなくても定期的にアイスパックを取り替えてくれる。
カテーテルではなく紙の尿瓶になったのも不快感がなくてかなり過ごしやすい。
と思ったが紙の尿瓶は中身が見えなくておしっこを溢れさせてしまう。点滴しているとおしっこいっぱいでる、1回で500mlとか平気ででる。

ホテルにきて支払いをする。予約はLLTがやっておいてくれる。
5日間で550€だった、おいおい高いよ🙄

Titanic Hotelは綺麗で広いが、yamecsepetiiを頼んだ場合ロビーまで降りないといけない。これが結構苦痛。部屋までUber EATSが来れるかどうかは確認が必須だ

術後2日目は体全体で熱が出た、点滴バフがなくなったせいで膝から下と頭が熱すぎる。ボルタレンを飲むと嘘のように落ち着くし、歩けるレベルになる。ただしできることは1日1ターン程度。仕事はまず無理である

足からの出血もまだかなりあるためベッドで安静にしたおいた。
寝たり、起きたりを繰り返し15時間くらい寝ていた。トルコが乾燥しているので目がカピカピになる。目薬を持ってくればQoLが上がると思う。

3~5日目にLLTに行ったり、ホテルのレストランで他の患者とご飯食べたりした。
足を下に向けていると血が溜まって痛い。

帰国

イスタンブール↔羽田の直行便は毎日出ているが、AM2:20発のみ

22時ごろドライバーがPickup してくれる。
15分くらいドライブを楽しんだところでブラッドシンナーを注射していないのでナースから引き返すように言われる。
ブラッドシンナーは2本あり、1本は2時間間隔で自分注射しなければならない。嫌すぎる。
インスリン注射と同じようにお腹に打つらしいが、そんな事自分でできるわけないよねと伝えたら二の腕でもいいと言われる。
ちなみにこれは術後に血栓ができないようにするための薬であり、海外で手術した後にすぐ帰国するとエコノミー症候群で死ぬため、それを防ぐために打つ。特に韓国で脂肪吸引してすぐ帰国する人は気をつけよう。死亡事故や後遺症がよく起きている。

空港につくと前回の骨延長後同様に車の横まで車椅子が来てくれるため搭乗まで一歩も歩かなくていい。このシステムは本当に楽で感謝。
座席の選択があるので足が痛いこと、足を伸ばしたいこと、早く歩けないことを絶対に伝えよう。これで過去の飛行機は快適な座席をチョイスできた。

ここから得た教訓「海外では空港で杖をつけ」ちなみに障害者のことをdisable persionというので併せて覚えておこう

エコノミー⇒ビジネスのランクアップは$2000だったので断念。さすがにちょっと高い。

空港ではフルアテンドかと思いきや乗り合いバスへ案内され立ったり移動したりがあった、ちょっと足が辛い😢

0:45頃 2回目のブラッドシンナーを自分で打つ。
二の腕だと見えない分やり辛い。お腹でがっつり見えるよりは遥かにマシ。
終わってしまえばなんともないが自分でやるとちょっと怖いな。あと薬の量が思ったより多くて痛い

フライト中は足が伸ばせたので快適だった。ロシア上空ルートが使えないため韓国上空ルートであったが11時間ほどで日本へ到着。何度海外へ赴いても日本語が聞こえてくると安心するのは変わらないようだ。

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