『死ぬほど読めて忘れない高速読書』読み進め中の感想など

※以前に投稿していた記事の再投稿です。

上岡正明さん著『死ぬほど読めて忘れない高速読書』(アスコム)を読み進めています。まだ読み切ってはいませんが暫定的な感想などを。

内容としては、

 ・「本を読む目的」明確化というか先鋭化させて、

 ・その目的達成に貢献しそうな内容を本の中から探し出して

 ・それを脳科学に基づいた手法でしっかりと記憶に刻みつつ、

 ・現実生活での具体的な活かし方・アクションプランにまで落とし込む

といった点が高速読書という『パッケージ』の特徴でしょうか。単純に「本を速く読む」ということとはかなり違うんですね。実生活での活かし方まで含めての高速読書です。

この読書法を考案した上岡さんの意図として感じたのは、『「目的の明確化」とそれに基づく「情報の取捨選択」の徹底』でした。

 ・「つまり何?」と問いかけながら読み、主張や要点を探す

 ・重要な箇所に折り目を付けて(ドッグ・イヤー;犬の耳)、再読時はそのページ+前後に絞る=他のページは再読しない

 ・目次や図表は本文と内容が重複しているから飛ばす

 ・漢字だけを追っても文章の大枠は理解できるから平仮名は飛ばす(ただし接続詞は重要!)

など…高速で本を読む具体的な手法にも随所に現れています。「読むスピードを上げる」というよりも「不要な箇所を読まない」ことに重点が置かれているように感じました。情報が少ないほうが記憶も長持ちする旨の説明もあって、成程なあと合点がいきました。また、「全てを大切だと思う人は、全てが大切に見える」という言葉もあって、取捨選択が苦手な自分としてはなかなか刺さりました…

今現在は3分の2ほど読み進めました。残りの内容も楽しみです。

2019/10/8 追記:読み終わりました。残りの部分の感想などを投稿済です!

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また、直接的な高速読書ではありませんが、本に書いてあった内容を早速試してみています。例えば、「人の集中力の持続時間は15分程度」ということと「人は期限が区切られると集中力が増す」ということをこの本で知ったので、読書に応用しています。15分間で区切り、数分の休憩を挟んで再開、という形でこの本を読んでみています(まだ普通の読み方です!「漢字だけ読む」を試行している程度です)。

15分って意外と長いんですね。本の内容を読んだ上で自分の考えたことを書き込んだり気になったことを調べたりしていますが、自分のペースだと大体15分間で12ページほど進む感じです。1分あたり0.8ページなので、200ページの本だと250分、約4時間で読み終わる計算です。半日。長いやら短いやら…

ちなみにこのnoteも時間を計って書いていますが、現時点で26分25秒を経過しました。流石に15分では収まらないか…それでも集中力は増している気がします。締切に追われている感覚に近いかもしれません。

この取り組みをして集中力の持続時間や回復方法に興味を持ったので、高速読書を活用して集中力に関する書籍を読み込んで実生活に活かしたいと思います。こうやって世界が広がっていくんですね。楽しみです。

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