台風21号について（続々報）：週末は別の低気圧による雨も
元台風20号が過ぎ去りました。大雨による浸水などの被害は特に無かったようで一安心しました。
ただ、台風19号の被災地では復旧作業が未だに続いています。今週末も天気が崩れる予想なので（後述します）、作業の遅延や支障が心配されます。
自衛隊、本日は捜索・救助140名、 給水支援630名と艦艇３隻、給食支援60名、入浴支援620名と艦艇２隻、廃棄物処理と道路啓開2360名、防疫支援60名、物資輸送20名、ブルーシート展張380名、医療支援3名の態勢です。茨城・栃木の給水支援は断水解消により終了、神奈川の電力復旧も終了しました。
— 河野太郎 (@konotarogomame) October 23, 2019
報道はすっかり減りましたが、捜索・救助活動は今も続いているんですね…。土木作業から物資の輸送／処理、そして医療衛生支援まで、総合的な活動を組織立った人海戦術で展開できる自衛隊は本当に頼もしい限りです。頭が下がる思いです。
台風21号は予報円がかなり絞られ、進路予想は更に東寄りになりました。
週間天気予報での言及も増えました。以下は関東甲信地方の予報内容です（一部抜粋）。
台風第２１号の影響で、２４日は、小笠原諸島では、大荒れや猛烈なしけ、大雨となるおそれがあり、台風の進路等によっては、２５日から２６日にかけて、関東甲信地方でも大しけとなるおそれがあります。また、２５日は、関東甲信地方では、低気圧の発達の程度等によっては大雨となるおそれがあります。
…低気圧？と思って25日の予想天気図を確認してみると、確かに台風の西に別の低気圧が発生する模様です。これが関東甲信地方に雨をもたらす予想になっています。
雨に悩まされる日はまだまだ続くようです。1ヶ月予報（10/19～11/18）でも、関東甲信地方や東北地方（太平洋側）は降水量が平年以上となる予想です（厳密には、「『多い』と『平年並』を合わせた確率が『少ない』より大きい」です）。
文字通り、雨が復旧作業に水を差す事態は避けたいものですが…何とも悩ましいです。
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○台風21号の進路予想図：下記サイトより取得。2019/10/23 22:38時点。
○週間天気予報：下記サイトより引用。2019/10/23 23:50時点。
○予想天気図：下記サイトより取得。2019/10/23 22:39時点。
○1ヶ月予報図：下記サイトより取得。2019/10/23 23:43時点。
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