見出し画像

創立5年を迎えられる企業はわずか40%。そんな中、創立6年を祝えた会社の話。

2021年10月21日。
弊社、株式会社WHEREが6周年を迎えます。

はやい。はやいはやいはやい。驚きです。という気持ちが爆発しています、高山です。

私が入社したのは2018年4月。入社してから7ヶ月後に、WHEREは3周年を迎えていました。あれから、もう3年も月日が経ったかと思うと、やっぱり驚きます。

そんなWHEREのこと、もうご存知の方も、そうでない方もいると思うので、今日は周年をお祝いして、WHEREの軌跡を辿ってみようかと。

とはいえ、創業からの2年ちょっとは私もまだ入社前のお話なので、半分は代表から聞いたお話です。

2015年10月21日、株式会社Bestbook(現:株式会社WHERE)が誕生します。当時は会社の名前も違えば、サービスもひたすら模索中だった時期。まだ現状の形を一切留めていないWHEREですが、ひっそりと、でも闘志を燃やしながら、この世に誕生を遂げていました。
2016年に現代表の平林和樹(あだ名はぽぽ)が代表取締役に就任。ここから約1年間「家なし社長」として、日本全国を渡り歩き、地域に暮らす方々に話を聞きながら会社の形を試行錯誤。WHEREのビジョンである「誰もが心の豊かさを持つ世界を」が生まれ、奈良県東吉野村で少しずつサービスを形づくっていきます。
2017年には創業メンバーの杉山泰彦(あだ名はマギー)が入社。実は私もこの時期から学生インターンとして関わっておりましたが、創業当初ならではの壮絶な時期。毎日のように杉山が「吐きそう」と言いながらも仕事をしている姿に、「なんでそこまで…」という驚きと憧れを抱いたことが忘れられません。
2018年になり私もいよいよ社員として入社。これまで一番縁遠かった "地域" という場所ですが、数々の地域に触れる中で「ここには人の価値観を変える力がある」「WHEREはいろんな角度から多様な社会(価値観)を伝えているんだ」と思い、飛び込みました。今考えても新卒をとったぽぽさんの決断に驚きます。笑
2019年も変化の激しい年でした。マギーさんが長野県根羽村への移住を決断し、全員で応援する日々。「マギーの根羽行きを応援すると決めたからには、他の案件はマギー以外のメンバーで対応しよう。でないと、マギーも安心して根羽に行けないから」ぽぽさんの言葉に "ひょえええ" と心配一色な私も心を強く持って頑張っていた記憶です。
2020年は今までつくってきた繋がりがどんどんどんどん広がっていった年でした。地域活性化カンファレンス「SHARE by WHERE」がスタートしたのもこの年。あれだけの名だたる登壇者と、延べ参加者数1,000人を超える場が出来上がり、そこからさらに多様な繋がりがつくられていく景色は、社員でも圧巻でした。

こうして、いま、2021年を迎えています。この1年はコロナとともに引き続き耐えながらも、WHEREらしく攻め続けた時間だったかなと思っています。本当に多くの方の支えとご理解があったからこそ、前へ前へと進んでこれた1年間でした。

改めてぽぽさんとこれまでを振り返った時、私たちが大切にしてきたもの、そしてこれから大切にしていくものは何一つ変わらず。

これまでもこれからも、「誰もが心に豊かさを持てる世界を」という、大きな大きな、そしてきっと終わりのないビジョンに向かって、時代が移り変わる中で生まれる課題(狭間)に立ち向かい続けるのだと思っています。

そしてその目標に近づく大きな一歩として、新しい生き方(価値観)との出会いをつくり、変化を生み出す場を、私たちがリスペクトし続ける地域の皆さんとつくっていきたいと思っています。

さらに、7年目に突入するWHEREの次なる目標は「生まれる場」の創出。これまでつながりの場をつくり続けてきた私たちが、これからは「ここにきたら何かが生まれるよね」と思ってもらえるような場をつくっていきます。

この辺りのお話は、きっと代表がHPにわかりやすくまとめていると思うので、ぽぽさんへパスします!笑

よく耳にする話ですが、創立5年の企業の生存率は約40%しかありません。60%もの企業が廃業になる中で、6年を無事終え、7年目を迎えられたこと、本当に奇跡のような瞬間だと感じています。

改めて多くの方に支えてきていただいたことに感謝を伝えると共に、これからも私たちらしく人間臭く進んでいきたいと思っておりますので、引き続き、何卒よろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?