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日本の伝統工芸「つまみ細工」をオンラインワークショップで作ってみた。

こんにちは。株式会社WHEREの高山(なな)です。最近、玄米にはまり、なんと2週間で体重が4kgほど落ちました(感動的です。リバウンドが怖いです笑)。

さて、今日は「つまみ細工」のオンラインワークショップを体験してきたので、その時のお話を少し。

まずは皆さん「つまみ細工」、ご存知でしょうか?

舞妓さんの華やかな髪飾りとして、使われている、「アレ」です。実は私も知らない間に、成人式の髪飾りとして使っていました。結婚式のお祝い事に使われることもあるそうなので、きっと皆さんも知らず知らずに一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

実は日本の伝統工芸の一つである「つまみ細工」ですが、江戸時代には着物の切れ端を活用して作られていたこともあり、材料も作り方もいたってシンプル

自宅でもつくれてしまう!ということで、今回は「つまみかんざし彩野」の代表・藤井彩野さんが女子美術大学と一緒に行ったオンランワークショップに申し込むことに。

ちなみに彩野さんは、「つまみ細工を日常に」というコンセプトのもと、イアリングや一輪挿しなど、これまでにはないスタイルを提案されている方。

彩野さんのワークショップなら、普段使いできるものがつくれるはず!と鼻息荒めに申し込みました。笑

今回作ったのは、写真左上と右下の「菊の花」。落ち着いた色合いの菊の花のブローチを、お気に入りの真っ黒いポシェットにつけたら可愛いだろうなあ〜〜〜と思いを馳せながら、当日を待ちわびます。

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ワークショップ当日までに自宅に送られてきた材料を机に用意して、いよいよ本番当日! 半分くらいが常連さんというアットホームな雰囲気の中でワークショップがスタート。

つむぎ細工は、正方形にカットした生地を、折り紙と同じ要領でピンセットを使ってつまみ、3角形を折ること、3回。この折りたたんでいく中で形を作っていきます。

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が、、これがなんとも難しい。。今回は2つのサイズの生地を使ったのですが、小さい方は一辺が1cmにも満たないほどの小ささ。彩野さんのお手本を見ているときは、これならできそう!と思いましたが、見るのとやるのでは全然違いますね。いきなり大苦戦・・・。

ですが「ゆっくりで大丈夫!」「上手く出来てる出来てる!」と、オンライン越しでも声をかけてくれる彩野さんに励まされ、常連の皆さんの半分くらいのスピードでしたが、なんとか今回必要な花びら32枚を完成・・・!

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一安心したのも束の間、続いてはこの花びらを土台に1枚1枚のせていくのですが、ここでもまた大苦戦・・・! 花びらの置く位置、花びらの開かせ具合によって、全く仕上がりが変わってきます。「あれ、次どこに置くんだっけ?」「ここであってる?」と、不安になったらすぐ彩野さんへヘルプ!画面越しでも、作品を見ながらどこにどう花びらを置いたらいいか、丁寧に教えてくれます。

そしてここは意外にも常連さんたちも苦戦。みんな一緒になって「難しい〜〜!」と言いながらも、着々と手を動かしていきます。

そして出来上がった私の作品がこちら! ドドン!!!!!

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ちゃちゃちゃんと菊の花に見えるのでは・・・? お手本通りとはいきませんが、地道に手直しをしながら、なんとかここまでこぎつけました。(内心は形になって、ほっと一安心。常連さんにも「うまい!」と褒めていただきました。笑)

なんでも簡単にできるものはありませんねえ・・・。でも、皆さんとお喋りしながら、彩野さんに大丈夫大丈夫! と言ってもらいつくる時間は、いつもとは違う時間でとっても楽しかったー! ものづくりをする時間が本当に久しぶりでした。

彩野さんはリアルでも、オンラインでも不定期でワークショップをやられているみたいなので、気になった方はぜひHPやInstagramをチェックしてみてくださいね。

あ、ちなみに常連さんたちのオススメは、彩野さんによりすぐに助けが求められるリアルだそうです。笑

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