シカゴを旅行した話
およそ2ヶ月ぶりにマディソンの外に出た。
行き先はシカゴ。
すでに留学生活を十分楽しんでいるが, うまく時間とご縁ができたということで, 週末旅行というのをやってみた。
きっかけはアパートの友達*と「どこか遠出したいねー」という流れから,
「そうだ
シカゴ、
行こう」
と自分が提案したことに遡る(実際この言い方はしていない)。
*大学のボードゲーム会で知り合った学生たちが, たまたま同じアパートに住む留学生で親しくなり, そこにルームメイトも加わって生まれたご縁である。
不思議な巡り合わせで, 特に目的意識もなく, ただ集うのが楽しくて集っているという関係だが, この土曜の会 (土曜の夜に集まって何か料理して酒を飲む集まりゆえ) が自分の留学生活に喜びをもたらす存在の1つになっていることは間違いない。国籍豊かな集まりで, たくさん勉強させてもらっている。(そして, 日本のソフト・パワーを実感する。)
こういう気楽に集って生まれる濃い時間というのは, 1年未満の短めの留学だからこそ体験しやすいのかもしれない。
さて, そんな土曜の会で訪れたのはシカゴ。
ウィスコンシン州のすぐ下のイリノイ州の大都市で, ニューヨーク, ロサンゼルスに並んで有名なアメリカの都市だと思う。経済と文化の中心都市であり, とても2日では観光しきれない。
マディソンからバスでおよそ4時間で行くことができる(途中オヘア国際空港を経由し, そこからが渋滞で長かった)。
そして, 上に書いたような気まぐれの集まりの旅行ゆえに, 宿泊先だけおさえて, ほぼノープランで動いた。
(普段はちゃんとプランを立てるが, こういうイレギュラーなことも留学中だからやってみようという気になれるのかもしれない。)
それでも, 有名どころを楽しむことはできたと思う。
また, 週末の気温は暖かくて, 晴天であったのも運が良かった。
以下, 訪れたところの写真を適当に載せていく。
(ミシガン湖に突き出てるエリア)
ちなみに, シカゴ・ピザで知られるこの分厚い食べ物はdeep dishという。美味しかった。
という感じで1日目が終わり…
ダウンタウンから離れたAirbnbにて1泊。
(ちょっと厄介な場所であったが, それもまた経験。)
A Sunday on La Grande Jatte - 1884
「洋の東西を問わず」というフレーズを超える,世界中の作品を集めた美術館で, 日本の展示コーナーもあった。
観光地はこのくらいで, そのほかに, 冬用の服を見たいという目的も達成できた。
(サイズと肌感覚を確認して, ネットで慎重に買うというのが良さそう)
最近, 暖かい週と寒い週が交互に来る変な気候だが, 10月の寒い時の気温は体感で京都の12月くらいといったところ。
そんなわけで, とても楽しい旅になった。
最後に「シカゴ旅のアイディアを持ちかけてくれてありがとう」と友人に言われたのが嬉しかった。そういうことをさらっと言える人は素敵だなあと思った。
次はどこに行くのかなーとバスに揺られて無事にマディソンに帰ってきた。
そして, これからもセメスターが続く。
普段は週末の間も授業の文献読みと研究を進めているために, 今週は準備不足。。むしろ, これでどれだけ耐えられるかを試す機会になるのでは, と開き直ってみるのも良い。
9月頭にスタートしたセメスターは気づけば半分まできた。
授業で達成感と悔しさを味わう日々だが, 時間の流れを早いと感じるほどにやりがいを感じている。
また何より, 色々な人たちと交流できて楽しい日々を送っていると感じる(優しい人が多い)。
同時に, セメスターの流れに乗ることを頑張りすぎて, どこか脇道に逸れて立ち止まり, この先のことを考える時間をうまく作れていないのが悩みどころ…(これについて何か書こうかな)
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