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留学を考えていたすべての関大生へ

おはようございます。こんにちは。はじめまして。お久しぶりです。

今年の春に関西大学を卒業したNaoyaです。

誰やねん、てなると思ったので僕の経歴をさくっと紹介します。

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・学部:文学部英米文学英語学専修
・大学1年夏休みフィリピンに1ヶ月語学留学
・大学2年の春学期カナダ・トロント大学へ認定留学
・カナダから帰国後、留学アドバイザーとして国際部で2年半活動
・大学3年の2月再びフィリピンへ留学
・2021年2月からオーストラリア・ウーロンゴン大学の大学院に進学

留学関連でまとめるとざっとこんな感じです。
ちなみに現在はフリーランスのフォトグラファー/ビデオグラファーとして活動しています。

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こんな感じで留学だらけの学生時代を過ごせた僕なんですが、今の学生さんは留学に行きたくてもいけない状況ですよね。

ただ、こんだけ留学に行かせてもらってる且つまだ来年も海外に飛び立つ僕が言うのもなんですが、留学は別にしなくていいと思います

今日はその理由を関大生へのメッセージという形でお伝えできたらなと思います。

留学は七味みたいなもん

タイトルの通りです。

留学は人生のメインではないです。

あくまで人生を彩るスパイス的な役割であって、言ってしまえば、あってもなくても成立するものです。

+αの要素であって、決してうどんのようにメニューに載るようなもんではありません。

僕からするとしてもしなくても成り立つ留学をすることよりも毎日歯を磨くことの方がよっぽど大事です。

留学はしなくても人生に支障はきたしませんが、歯を磨かないと虫歯になります。とても痛いです。だからみなさん歯はしっかり磨きましょう。

僕らはまだまだ人生の序章

人生タームで考えてみてください。

大学生というと二十歳前後の人が多いです。

普通に生きていけばあと60年ぐらいは生きられるでしょう。

ということはまだ人生の1/4しか終えてません。

僕はよく、人生を60分のドラマに置き換えて考えています。

60分が自分の60歳までと考えると、

最初の10分(10歳まで):まだまだ物語がみえてこない
10-20分(歳):ドラマが動き出す、サスペンスで死体が出てくるあたりですね。
20-40分(歳):物語が大きく動く、クライマックスに向けていろんなものがみえてくる。
40-60分(歳):クライマックスから終焉へ、最後は一件落着はいおしまい。

ざっとこんなもんじゃないですかね。

これに基づくと、二十歳そこそこというのはまだまだ何もみえていない、起承転結の起と承の間ぐらいでしょうか。

僕は物語を作っていく最初の大事な部分だな、とも感じるのですが、それよりもメインは後にあるからここはある程度どんな作りでもいいんじゃないかなと思えてしまいます。

ここで失敗しても30代、40代でリベンジできたらそれは良い人生だったと死ぬときに思えるような気がして。

要は何が言いたいかというと、そんな序盤のところで留学をできたとかできなかったとかは後の人生に置いてさほど重要でもないんじゃないかなと。

振り返ったとき、そういえばコロナで留学できなくなっちゃったなー、ぐらいのテンションになるでしょう。

こんなこと言ったらグルメな人に怒られそうですが、コース料理でも最初のスープとオードブルの順番を間違えて出されて食べたところでメインディッシュのA5ランクのサーロインステーキが待っていることに変わりはないし、そこに対するワクワクも失われていないですよね。

だから留学が駄目になったからといって、その先で結婚できないとか、自分の働きたいところで働けないとか、やりたいことが見つからない、ということではありません。

さすがにメインディッシュを食べ損ねたらイライラしてデザートも味わえないでしょうが、A5のステーキを美味しくいただけたら、その後のコーヒーも優雅に美味しく飲めるでしょう。

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留学を考えていたすべての関大生へ

こんな意味のわからない例え話ばかりで申し訳ないのですが、要は今留学にいけないことなんてあなたの人生に与える影響はほぼないということです。

毎日しゃんと生きていたらきっといつか留学もしくはそれに近い経験ができる日が必ずきます。

留学に対してすごい憧れを抱いている学生や留学するために大学に入ったような学生には少々きつい言い方になるかもしれませんが留学なんて所詮こんなもんです。

留学したからと言って必ず自分を変えられるわけでもなければ、思ったように人生が進むわけでもありません。

結局自分を変えるのは自分です。

なんなら「留学が自分の最大の武器」では味気ないです。

自分という人間がいて、その人間を彩る絵具の一つが留学だとその人は鮮やかに輝けると思っています。

留学したことを強みとして就活に臨んで駄々滑りしている学生を何人もみてきました。

「何者」という映画で二階堂ふみさんが演じていた女性もそんな感じでしたね。留学したことを強みとして就活していると企業から「だから何?」ぐらいのテンションで突っ返されてました。

留学をする学生は今では希少な人材ではなくなってきているのです。

「TOEIC900あるから就活楽勝」「自分は英語が話せるから」「留学1年行って自信がついた」

もうそんなところでマウンティングが取れる時代は終わりかけています。

僕らの世代が最前線で社会の中心を担っていくのは今からおよそ10から20年後。働き盛りと言われている30代、40代です。

人生のメインであるそこを見据えていかないと今の時代の変化は渓流の如く速いので1番輝ける時期に乗り切れなくなってしまいます。

そういった意味で今回のコロナはとても良いチャンスです。誰も予想できなかったもので、これから社会のシステムは一気に変わっていくでしょう。この予測しづらい変化にアンテナを張り、誰よりも早く乗り切ったらそれこそ人生楽勝です。

だから、withコロナ、afterコロナの波に乗り切って、おそらく乗り切れないであろう現在役員クラスでどっぷりぬるま湯に浸っているおじ様たちにこれまでの社会を構築してくれたリスペクトと下克上の意味を込めて思いっきりドロップキックをかましてやりましょう。(本当に蹴らないで下さいね。)

コロナ禍で変化の波に乗り切っていく術は長くなりそうだからここでは書かないのでもし知りたい人がいればどうにかして僕を捕まえて聞き出してください。

話が最後だいぶ逸れましたが、移りゆく世の中の情勢でのし上がっていくために留学というものが必須なものではないよ、だから行けなくなった人はそんなに落ち込まないでね、というお話でした。

留学に行く/行かないに関係なく、みなさん「留学」というものを少し違った角度で自分なりに分析してみてください。

時代背景に応じてそれぞれの留学の意義があり、結構おもしろい発見がありますよ。

それでは。

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