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【対談】SAPAの就活ぶっちゃけトーク! Vol.2 ~留学経験って就活でアピった?~

こんにちは!
文学部4年生SAPAのReimiです(^^♪
今回も、前回に引き続き文学部4年生SAPAのErinaと就活ぶっちゃけトークをしました!

前回の「SAPAの就活ぶっちゃけトーク!Vol.1」はもうチェックしましたか?
私たちの就職活動について振り返っているので、まだの方はぜひチェックしてみてくださいね!

さて、Vol.2の今回は、
「留学経験を就活にどうやって活かすの?」
という悩みについて話しました。

せっかく時間とお金をかけて経験した留学を、私たち2人はどのように就活につなげたのか。

さっそく見てみましょう!

<今回登場するSAPA>

○Erina

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・文学部4年生
・3年生春学期にドイツへ半年間の交換派遣留学
・春からIT系企業で、日本の製品を国内外に販売する通販サイトの運営やお客様対応に携わる。


○Reimi

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・文学部4年生
・1年生夏休みにカナダへ1ヶ月間の短期語学留学
・春からはシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。

【ガクチカ】

Reimi:Erinaは、ガクチカ(=学生生活で力を入れたこと)にはどんなことを書いていたの?

Erina:私は学業のことを書いてた!でも最初は、ガクチカに何を書くのが正解かわからなかったんだよね。留学のことをアピールしようと思ってインターネットで調べたら、「留学は珍しくないから、それ自体はアピールにならない」っていう意見がいっぱい出てきて、自信を無くしちゃって。でも、「留学にこだわらなくても、大学4年間頑張ってきたことは他にもあるんじゃないかな」と思って1回全部振り返ってみたら、学業を頑張ってたことに気づいたの。隙間時間を捻出してコツコツ頑張って、成績優秀者の表彰を受けたりしていたから。でも今度は「勉強ってアピール材料としてどうなのかな」って不安になっちゃって(笑)。

Reimi:それめっちゃわかる!!!

Erina:これもインターネットで検索したら「勉強だけできる人はいらん」みたいな話が出てくるんだよね(笑)。でも、会社説明会で知り合った人事の方に相談したら「学業でその成果を残したのはすごいことだから、アピールしたら良いと思う」って言ってくれて。それが自信になって、学業のことをずっと書いていたな。やったことの派手さよりも、「どういう風に考えてそれをしていたのか」というのを面接官は聞きたいはずだから、留学でもそれ以外でも、自分なりの努力や工夫が垣間見えるエピソードであれば良いのかなと思う!

Reimi:めっちゃ参考になる!

Erina:あと、ガクチカで成果を話すときに「成績優秀者という目標を達成し、ドイツへの留学もできました」っていう風に初めて留学のことをポロっと言ってた。あくまで私が頑張ってきたのは学業であって、留学はその一部分だったから。ES(=エントリーシート)に書いていたら、絶対に面接官は聞いてくれるしね。

Reimi:あえて出し切らない、みたいな?

Erina:そう。あえて小出しにする。

Reimi:戦略的だね。

Erina:Reimiのガクチカは?

Reimi:私はガクチカにSAPA(学生留学アドバイザー)活動のことを書いてた。ガクチカエピソードを選ぶときに1つ意識していたのが、「ある程度の期間活動した内容」であることだったのね。あとは、留学した人はいっぱいいるし、私の場合は短期留学だったから、留学自体ではなくて、留学経験を活かして活動したことをアピールした方が良いかなと思って。他の人との差別化にもなるしね。SAPA活動をしようと思った理由とか、実際にSAPAとして活動する中で意識していたこととか、活動を通してどのような力が身に付いたか、というのを書いた。

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(Reimi:2年生の後半から学生留学アドバイザーSAPAとして活動。留学相談にのったり、イベントの運営やブログ記事の執筆を行っています!)

Erina:学生留学アドバイザーって、珍しいから食いついてもらえるよね!留学した人全員ができることではないし。

Reimi:そう。「留学に行って帰って終わり」じゃないということは伝わるかなと思って。
実際に面接官にも「学生留学アドバイザーって何?」って興味を持ってもらえて、色々質問してもらえた!


【自己PR】

Reimi:Erinaは自己PRにどんなことを書いたの?

Erina:「相手目線の細やかな対応力が強み」って書いてた。具体例は1年生のときから続けていた写真屋でのアルバイトで、接客を工夫したら、全国の店舗で共有される社内報で取り上げてもらえたことがあったの。バイトリーダーとして活躍したとか、「売上○%上げました!」みたいな派手なエピソードじゃなくて、日常業務のささいなことなんだけどね。

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(Erina:カメラ好きが高じて始めた写真屋でのアルバイト。お客様の証明写真を撮影したり、フィルムを現像したりしていました)

Erina:Reimiの自己PRは?

Reimi:私は「失敗や悔しさをバネに、結果を残すまで努力を続けることができる」というのが自己PRポイントだったのね。そして、それを裏付けるようなエピソードを2つ入れた。1つ目は第一志望の大学に入学できなかったこと。それがめちゃくちゃ悔しかったから、勉強を頑張って学部の成績優秀者に選ばれることができた。2つ目は、カナダへの短期留学でホームシックになったこと。帰国後にとても後悔したから、翌年にもう1度挑戦してがっつり成長しました、みたいなことを書いた。

Erina:凄い……。2つとも説得力があるエピソードだね!

Reimi:なんだか、Erinaと私の自己PRとガクチカが入れ替わっている感じでおもしろいね。

Erina:そうだね!

Reimi:でも、見せ方が全然違う。

Erina:同じエピソードでも、書き方次第でガクチカにも自己PRにもできるよね。この2つは似ているようだけど、ガクチカは「今までで一番大変だった場面と、それを自分なりの工夫で克服した話」、自己PRは「もともと自分が持っている長所や素養の話」って区別してた。前者は期間の長さ、成長過程、そこから得た学びをメインに書いて、後者はその強みが活かされた場面と、会社でどんな風に役立つのか、ということを中心に書いたね。

Reimi:確かに!めっちゃしっくりくるし、自分が書いたものを見てもそうなってる!

対談中

(お互いが実際に書いたガクチカ・自己PRの文章を読んで盛り上がりました。笑)


【留学をアピールしていた?】

Reimi:Erinaは就活で留学をアピールしていたの?

Erina:「留学のことを就活でどうアピるか問題」ね。

Erina&Reimi:(笑)

Erina:私の場合は、留学は隠し玉にしていた。「私留学しました!」って前面に押し出すんじゃなくて、まずは自分の学生生活を知ってもらった上で、「実は留学してて…」みたいな(笑)。

Reimi:「実は…」みたいな感じね(笑)。

Erina:そうそう。留学以外にも長期間をかけて頑張った経験が他にもあったから、あまり大々的には言っていなかった。でも、もし留学が自分の中でとても頑張った経験だったら、それはガクチカでアピールして良いと思う!私の場合、留学は頑張ったというより挫折したことの方が多かったから、面接で挫折経験を聞かれたときに話してた。あと志望動機で、その仕事に興味を持ったきっかけとして留学を挙げたりして、小出しにしてたな。

Reimi:戦略的だね~。

Erina:Reimiはどう思う?留学という経験を就活でどういう風に言うか。

Reimi:私の場合は、留学自体はアピールできないなと思ってた。客観的な面で言えば、まず期間が短いし、大学1年生のときだから結構前の話じゃん。それに、自分の中では留学はあまり成功経験として捉えていなかったから、「これは私のアピールポイントじゃない」と思った。でも、ずっと日本にいたわけじゃなかったし、海外にも目を向けていたことは伝えたかったから、SAPAの話をしていた。

Erina:SAPAの話をすれば、留学したことも一緒に伝わるもんね。

Reimi:そうそう。「留学に行きました」くらいは言ったけど、留学自体は全然アピールしていなかったな。

Erina:正解がないから難しいよね。確かに、留学に行ったという話自体はそんなに珍しくはない。

Reimi:それこそ、言う場所によって受け取られ方も違ってこない?商社や外資系企業だったら、留学経験者の方が多数派になるわけじゃん。だから、そこで言うより、あえて「これからグローバル展開するぞ!」みたいなところで言った方がチャンスもあるし、会社の人にも刺さるかもしれないよね。

Erina:確かに!海外営業比率とか駐在員数とか分かりやすい指標もあるけれど、そこだけで判断するともったいないよね。駐在員が沢山いるからと言って、自分がいつ行けるかはわからないし、外資系企業だからと言って日常的に外国語を使うかどうかは会社にもよるよね。そうやって考えると、「これから海外にも力を入れていきます」というところを見ていくのもありかも。ちょっと視野が広がりそうだね!


私たちも、自分たちの留学経験をどう活かすのか、頭を悩ませました。

留学経験のアピール方法は、留学したこと自体をアピールするだけではありません!
ぜひみなさん一人ひとりに合ったアピールの方法を考えてみてくださいね。

次回は最終回!
私たちから、これから就職活動に臨むみなさんへのメッセージをお送りします。

乞うご期待☆


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