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最初の一歩 ~思い切って踏み出してみよう!~

こんにちは!文学部2年生のモモカです!私は夏季語学セミナーに参加し、アメリカのポートランド州立大学に行きました。
 
私は高校時代、部活動に所属し部活のために生活をしているといっても過言ではないような毎日を過ごしていました。しかし大学生になってからは部活動にもサークルにも入らず、ゆったりとした時間を過ごすようになりました。
ですがそこで代り映えのない毎日に疑問を抱くようになり、「今まで興味を持っていたけれど手を付けていなかったことをしよう!」と決め、留学をすることを選びました。
留学の目標としては、英語力アップはもちろんですが、それよりも英語を学ぶことによって自分の人間力を高めていくという事を最大の目標にしました。
 
いざ留学をしてみて私は沢山の壁にぶつかりました。
まず最初にぶつかったのは、英語が聞き取れないという事でした。日本でリスニング教材などに取り組んでから渡航したのですが、それでもネイティブの使う英語は全くといっていいほどの別物でした。また、授業では何を言われているのかさっぱりわからなくて固まることもありました。これまでの勉強が無に帰すのではないかという不安に襲われたのを今でも鮮明に思い出します(笑)。

しかし、「そんな最初から上手くいくかい!」と自分を鼓舞し、毎日試行錯誤を繰り返しました。そうするとだんだんと聞き取れるようになってきたのですが、次にぶつかったのは自分の思っていることがすぐに言葉にできないということです。
話を聞きとれるようになって、理解できているけれど言葉にできないがために、相手に「わかってる?」と聞かれるということを何度も何度も経験しました。その時ばかりは、恥ずかしくなって逃げだしたいという気持ちになりました。
ですが、「こんな壁があるからこそ代り映えのない日では無いはず!」と思い直し、そこからは授業中、他の学生が発表している時も自分だったらどう発言するだろうとか、日常的によく使う言葉は英語だとどう言うのだろうと考える癖を習慣づけました。
こうしたことを何度も繰り返すうちに、英語力の上達を感じるだけでなく自分自身のメンタルがどんどん強くなり、「やってなんぼ」のマインドを一番に持てるようになった、その成長が何よりも嬉しかったです。

私はもともと将来に対して明確な目標もないうえに、ただ日常をこなすような日々を過ごし漠然とした将来への不安を持ちながら生活していました。
しかし、留学を通して様々な壁にぶつかり、様々な人の支えや優しさに助けられ、「私が見ていた世界はなんて小さかったんだ!」「世界って意外と近いんじゃない?」と思うようになり、将来は英語を使った職業に就きたいと思うようになりました。
 
現在はオンライン英会話を利用して英語学習を継続したり、英語で砕けた会話もできるようフリートークをしてみたり、日常的にリスニングの練習を深く考えないでも英語が頭に入ってくるよう日々英語に触れるようになりました。自分でも明らかに留学前より英語学習への熱意の高まりも感じますし、英語の勉強方法も自分なりのものが確立できてきたように思います。

そして何よりも変わったのは日常生活の中で明確な目標が生まれたということ。私の目標は「英語で世界中の人と触れあうこと」です。
人生の中で大切にする事なんて十人十色。私は目標を設定しそれに向かって頑張ること、それが生きがいであり大切にしていることです。

私は思い切って一歩を踏み出すことでたくさんの学び以上のものを得ることができました。最初の一歩って大変で躊躇してしまうもの。でもその一歩が大きく私たちを変えてくれるかもしれません。
小さくてもいいから勢いでもいいから思い切って一歩目を踏み出してみましょう!

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