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アイスホッケーが有名?いや俺はサッカーがしたい!

初めまして、こんにちは!文学部のMikotoです。
大学三年次の春から3ヶ月半の間、認定留学プログラムを利用してカナダのウィニペグ大学(University of Winnipeg)に行きました。留学先で私はサッカーチームを結成し、現地のレクリエーションリーグに参戦しました。今回のブログでは、この活動から得た経験を皆さんに紹介しようと思います!

まず、サッカーチームを作ろうと思った経緯について話します。元々留学に行く前から現地でサッカーをしたいと思っていました。今このブログを読まれている人の中にもサッカーが好きだ!という人も多いのではないかと思います。現地に着いてから、インターネットなどを使ってサッカーの社会人チームの情報を調べていました。しかし、期間や金銭面の都合で既存のチームに入って活動することが難しいという壁に直面しました。

あれれ?クラスに外国人たったの1人!?

そんな悩みを、留学先で知り合ったボランティアのスタッフの方に相談しました。すると、地域でサッカーのレクリエーションリーグがあり、チーム参加できるという情報を手に入れました。最初は、チームを作るなんてハードルが高くて無理なのではないかと思いましたが、それでも挑戦してみようと思ったきっかけは、自分の語学力を高めるためのことは何でもしたいと考えたからです。
 
その時、クラスメイトに外国人が1人しかおらず、他はすべて日本人という状況に衝撃を受けていました。認定留学では語学を学ぶために時期や大学によっては日本人が多く参加することがあるそうです。かつ、自身が留学した時期は夏休み期間だったためキャンパス内に人があまりおらず、外国人の友達をたくさん作ることは困難な状況でした。よって、ホストファミリーや日常生活でしか外国人と英語を話す機会はなく、もっと英語を話す時間を増やしたいと悩んでいました。ですが与えられた環境にただ不満を持つのではなく、自分自身でより良い方向に変えるためには積極的に行動しないといけないと強く思い一歩踏み出しました。

なんとユニフォーム無料でゲット!

レクリエーションリーグは3ヶ月という短期間で参加することができ、1人あたり50ドル程で6試合をプレーすることができました。しかし活動を通じて、メンバー集めや相手チームとの連絡など様々なことに苦労しました。特に、相手チームとの試合前の交渉が困難でした。試合に必要な女子メンバーが不足していたので、相手チームとハンデなどについて交渉する必要がありました。最初はぎこちなかったですが、試合を重ねるごとに徐々にスムーズに対応できるように成長しました。その中でもメンバーの助けもあり解決しながら楽しむことができました。また、特にメンバー全員が喜んでいたのがユニフォームを無料で作れたことです!しかも、写真にあるように、背中に名前と番号のプリント入りです。このユニフォームを見ると、今でも現地での素晴らしい体験を思い出すことができるので、とてもいいお土産になりました!

サッカーを通じて出会った仲間!

この活動を通じて、味方はもちろんのこと相手チームの選手とも交流できました。試合で出会ったある1人の男性と試合を通じて親しくなり、後日遊びに出かけました。彼は、生粋の日本アニメ好きで、日本について興味津々に話をしてくれました。また、彼の母国であるパレスチナのガザ地区についても話を聞かせてくれて、異文化理解が深まりました。スポーツは人と仲良くなるための最高の手段だと思います。

まとめ

ここまでサッカーチーム結成の体験について話してきましたが、元々私はそんなにアクティブに行動できるタイプではありませんでした。いつも周りに合わせて行動することが多かったです。そんな自分を変えたいという強い意志を持って過ごせたことが、自分を積極的に行動させてくれたのかなと思います。三カ月半という短い期間でも、環境を言い訳にせずに自分で改善策を考えて行動することで、とても有意義な留学生活を送ることができました。積極的に挑戦出来ることを見つけて、かけがえのない唯一無二の経験をしてほしいと思います!