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タイでの認定留学を経て出会えた新しい自分

費用を抑えられる、近くて行きやすい、経験豊富な講師人による少人数クラス等、アジアでの英語留学が注目されているのをご存じですか?
今回は2018年秋学期にタイのチェンマイ大学へ認定留学したtakashiさん(法学部生)が、自身の留学経験をシェアしてくれました!
☆takashiさんが参加した認定留学プログラムは、英語学習+日本語授業ティーチングアシスタントや企業訪問などのフィールドワークが含まれたプログラムです。


チェンマイ大学への認定留学+フィールドワークプログラムにチャレンジしたきっかけは?

僕はとりあえずいろんなことに挑戦したい性格で、「大学生活で一度は留学する!」という「目標達成」をベースに決断しました。
タイを選んだのは英語だけでなく東南アジアの文化も学ぶことができ、さらに海外の企業や学校にインターンシップに行くことができることに魅力を感じたからです。

タイでの英語留学にいまいちピンとこない人も多いかもしれませんが、現地では英語ネイティブの先生から少人数で英語の4技能をみっちり教えてもらえ、特にプレゼンテーションやディスカッションなど、日本ではなかなかチャンスがないアウトプットのトレーニングが多いことが一番の魅力でした。
フィールドワークでは、世界的な観光地であるチェンマイの名所をあちこちエクスカーションで案内してもらったり、日本語授業のティーチングアシスタントやタイに進出している日本企業を訪問するなど、タイ留学ならではの機会にもたくさん恵まれました。

留学中に意識していたことは?

留学中は、わからない単語やフレーズなどがあればその都度メモをしておき、その日のうちに意味を調べていました。そしてチャンスがあれば次の日にその言葉を使うようにしていました。

また、多くの人と関わりたいとも思っていたので、授業の後や休日にはレンタル自転車を利用して一人で観光地に向かったり、バーへ行ったりして、そこで出会った人と話をしたりしていました。
中でも一番記憶に残っているのは、ドイツ人の写真家の方と話をしたことです。その方は元軍人で、今は世界中を旅しながら写真を撮っているそうで、おすすめの国や食べ物を教えてくれました。色んなバックグラウンドを持つ人たちとの会話は自分の価値観を広げることができ、とても充実した経験になりました。

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帰国後に始めたことは?

帰国後も英語を話したかったので、観光地で英語を使ってガイドをするアルバイトを始めました。そこでは外国人だけでなく日本人のスタッフやお客様と話すことも多かったので自分のコミュニケーション力を鍛えることができたのではないかと思います。

また、僕が所属しているゼミには留学生がいて、国際交流の機会も多くあるゼミなので、帰国後はゼミで通訳の仕事をするなど、積極的に活動しています。
2019年度にその留学生と協力して、ラグビーワールドカップを観戦しに来日する海外の方へ向けて、日本での電車の乗り方などを紹介した動画を作成しました。その後、今度は日本でのラグビー熱の盛り上がりを伝える動画を作成したのですが、それが南アフリカのテレビ番組に取り上げられ、全土で放送されました。このような機会を掴むことができたのは、留学に挑戦して、色々なことを経験したという自信があったからだと思います。

就職活動の面接では自己PRで留学経験を話すことも多いのですが、いつも面接官の方を驚かせてしまいます。多くの面接官の方は留学と聞くと、アメリカやカナダなどメジャーな留学先をイメージされているので、タイで英語留学をして、さらに現地の小学生や中学生に英語とタイ語で日本語の授業をした経験をお話しすると、必ずと言って良いほど興味を持っていただけ、印象にも残すことができているように思います。このことは実践活動が盛り込まれた留学をして良かったことの1つです。

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留学を検討している学生へのメッセージ

[留学=意識の高い行為]と考えている人もいると思います。プレッシャーを感じて、自分みたいな人は留学に行けないと考える人も少なくないのではないでしょうか。

ですが、実際に留学した経験から僕は『留学=意識の高い行為』ではないと言いたいです。
なぜなら日々の生活の場が、日本ではなく海外に変わっただけだからです。
文化の違いからストレスを感じることもあるでしょうし、日本での生活と違うことで辛く感じることも出てくると思います。

ですがそれは、日本で生活をしていても同じことではないでしょうか。
日々の生活の中で多少ストレスを感じることはあります。起きる、食事する、寝る、この基本的な生活のリズムはどの国へ行っても変わりません。
様々なバックグラウンドの人に出会う、行動の場が広がる、日本語ではなく英語を使う機会が増えるだけで、それ以外には全く意識が高い、いわゆる“凄いこと”を僕はしていません。

ただ、留学した人と、興味はあったけど留学しなかった人には一点だけ決定的な大きな違いがあります。それは留学に挑戦をするという決断をした、その最初の一歩が踏み出せたという点です。この挑戦する勇気がある人とない人ではその先の人生は大きく変わると思います。
一歩を踏み出せた人は、この先もある程度の困難は乗り越えていくことができ、そしてその道を進むことで日本では見えなかった景色が、また当たり前だった日常の素晴らしさが見えるかもしれません。この力こそ、今後大きく変動していく社会や生活に役立つのではないではないかと思います。

金銭的にも通常の大学生活での費用とほぼ変わらずにすむプログラムもあり、留学は今や誰でも挑戦できるものだと思います。留学は特別なことでも、意識が高い人だけがすることでもありません。全員に平等に転がっているチャンスです。まずは始めの一歩を踏み出してみましょう!

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Takashi

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関西大学海外学び情報サイトSANKUS
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