見出し画像

エンドユーザーとの接点は、企業にとっての「生殺与奪の権」

先日ネットという海をサーフィンしてたら、すごく腹落ちした記事があったんです。
それがこちらなんですが。

内容としては、AmazonとかZOZOTOWNとかの他社の販売プラットフォーマーを利用することで、自社のECサイトをわざわざ作らずともネットでの売りが立つようにはなるけど、それは顧客との接点をプラットフォーマーに奪われてしまって、結果自分達の首を絞めているっていう内容です。

これだけだとまだ「ん?」という感じの方もいらっしゃるかもなので具体的に説明すると、自社の商品をAmazonに載せたとして、ブランドとの結び付きが強いユーザーはブランド検索や商品検索からそのまま購買までいってくれるかもしれませんが、そうでもないユーザーたちは、この商品をみた人はこれをみてます系とか、似たような商品で他ブランドとか、どんどん他の商品がレコメンドされて、いつの間にか他の商品を購入したりして、結果自社商品が売れなくなってるよってことです。

画像1

あとユーザーのサイト上での購買行動のあらゆる情報もプラットフォーマーに渡すことになるので、こういった点でも自分達の首を絞めてることになると。

これそんなの当たり前じゃんと言われればその通りなんですが、自分としてはユナイテッドアローズがあんなに四苦八苦して自社ECに移行してるのとかを見て、そんな大変ならZOZOTOWNでいいじゃん、とか思ってたので、この内容を見て「そら確かに」と思ったわけです。

画像2

ここからの学びはやっぱりエンドユーザーとの接点を他社に渡したら絶対にいかんのだ!ということで、まさに今風に言うと富岡義勇さんの「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」ということですね。(ここでタイトル回収です。)

ダウンロード (10)

とは言っても自社のECサイトの認知、誘導、流入増諸々ができてたらそもそも利用してないわ!って話なので、そんな簡単に大手プラットフォーマーからは逃れられないのが現実なのです。

なので、プラットフォームを利用して、プラットフォーマーに情報は渡してしまうけど、他商品を選ばれないようにユーザーとの繋がりを強めていくことをしっかりとやっていかないといけない、というとても当たり前田のクラッカーな落ちになってしまってすみませんというお話でした。

(マーケティングの話って当たり前のこと言っておしまいって多くないですか?)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?