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つぶやきに近いですが2

企業におけるアーキビストでも当てはまりますが「保存年限の過ぎた資料」=非現用資料をどのように扱っていくかというのは、アーキビストの重要な仕事の一つです。規定では廃棄だからといっても、これは将来のためには残すべきだと主張できる人材、言い換えれば、時代が下って「あの時の資料を廃棄せずに残しておけば・・・」と言われる可能性もあるという点では、アーキビストは責任ある仕事だと思います。

公文書館におけるアーキビストは「認証アーキビスト」制度が立ち上がりましたが、企業におけるアーカイブでも、資料を知らないうちに廃棄したことによる機会損失(説明責任を果たせないなど)が生じるので、企業内アーキビストを育成する機関や制度が整備されるとよいなと思っています。

私個人の力だけでは難しいかもしれませんが、企業アーキビストの育成講座や、資格制度を作ってみたいというのが、今後の目標のひとつです。



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