母子日本半周の旅。準備の前段階編。
今日から、noteをはじめます。
他のブログ媒体でも残している記録なのですが、noteでも。
軽い自己紹介から。わたしは小学2年生の女子をもつ1児の母、Fusaです。娘のことは、ここではお嬢と呼ぶことが多いです。うたとも呼びます。かつてやっていたアメブロのときからそう呼ぶようになっていまも。
わたしはフルタイムで働きつつ、カメラが好きでたまに副業でも撮らせてもらっています。じっとしていることが苦手でどこにでも行きたい派。どこにでも行きたい気持ちが溢れて溢れて、この夏娘と2人で、軽自動車で日本半周の旅をしました。その記録からこのnoteをはじめようとおもいます。
さて。
「ねえ、夏休みさ、九州行きたい?」
お嬢「いきたい!」
「そっかー・・飛行機でいく?車で行く?(冗談半分)」
お嬢「くるまー!!!」
「・・・え?本気?本気で?いや、いいんだけど本当に大丈夫?めっちゃくちゃ遠いよ?」
お嬢「いい!車でいきたい!」
っていう会話からスタートした
2019年夏・軽自動車で日本半周の旅計画。
我が家に車が来たのは去年2018年の春。
買ったときから「お嬢と2人で出かけられる車がいい、できれば泊まれる車がいい!」と思っていて、それをベースに車種を選びました。
そして半年たった9月にようやく初めての車旅。
初めてのくせに2泊3日で愛知静岡車中泊っていうハードル高めなチャレンジをクリアしたら、車旅の楽しさに気づいてしまいましてお正月は伊豆へ。そしてGWは足を延ばして京都まで。
しかしGWの京都へ向かう日に、GW最大の渋滞にはまりました。
渋滞こそ、車旅最大の課題。
ナビの到着時間はあくまで「予定」でしかない、予定は未定。
じたばたしてもしょうがない。どうしたって到着予定時間は伸びていくばかり。
もう、渋滞から抜けるまでじっと待つしかありません。このときはひたすら中央分離帯の野草を眺めながら歌ってました。よもぎが多くて驚いた。
で。夕飯前につくかなーって感じの予定で東京出発したのに、夕飯たべたの静岡の沼津。
(普段、渋滞なかったら東京から2時間くらい)
そしてどんどんと夜は更け、お嬢は完全に眠り、気づけば日付をまたいでおりました。
そのころからわたしのテンションもおかしくなって、Amazon Musicでたまたま流れた平井堅の「桔梗が丘」を聞いたら涙腺爆発。
「ただいま」の声が小さい時は
心配で仕方が無いんだけど
丸くなった背中に手をあてて
出来るだけ優しい声で言おう「おかえり」
正直言うと私だって
胸を張れるような大人じゃなくて
声を上げて苛立ちをぶつける
夜もあった本当にごめんね
(以上、桔梗が丘の歌詞引用)
ぐあああーーーごめんんーーー
ほんとごめんんーーーー泣
母ちゃん怒ってばかりでごめんーーーー!!!
とか本気で大泣きしながら3回くらいリピートして歌ってたらどんどん進んで京都到着。
(そのころには涙もとまり、冷静を取り戻しました)
結局京都到着したのは午前2時ごろ。
12時間?13時間くらいかかったのかな。
お嬢を起こして「京都ついたよ」っていって泊まる予定の友人宅まで歩いてたら
「わーーー!!野良猫だよーーー!!!わーー!!」
って丑三つ時近い、静まり返った京都の住宅地で叫ばれて冷や汗。
元気すぎる。うちの子。
そしてこのとき同時に気づいたことが。
その1「わたし半日だったら運転結構余裕だわ(最後歌いながら泣いてたけど)」
その2「お嬢半日後部座席結構余裕だわ」
この京都への半日ドライブでどうやらわれら親子は「2人での長距離車移動が苦ではない親子だ」ということが発覚したのでした。
なので軽く冗談で「九州車でいく?」って聞いちゃったんですけど。
でも、まさか「行く!」っていうとは思ってませんでした。
が!
行くなら行こう。
そして楽しんでしまおう!と思ったわけです。
それが今回の日本半周の旅計画のはじまり。
実は1度だけ以前に九州の実家から東京まで車で、どこかに泊まることなくSAでほんの少しの仮眠をとってまっすぐ帰ってきたことがありまして。
その時はまるまる1日以上かかって、しかもさすがにほんっとに辛かった。そんな旅はもう嫌だ。
なので行くなら楽しくゆっくり行きたい。
ゆっくりっていってもお嬢の習い事の関係もあって最長行けるのは2週間。
しかしわたしは一応フルタイムワーカー。
しかも小さな会社なので2週間休むと仕事が止まってしまう。
でも行きたい。どうにかしたい!ってことで
社長にダメ元で
「まだ決まってないんだけど・・・娘の夏休み中、2週間、会社来なくてもいい?wifi持って仕事するから!」
って言ったら
「全然問題ない」
って言ってもらえたんでもうなにも私たちの行く手を阻むものはない。
この時に日本半周の旅が決定したのでした(私の心の中だけで)
なお、まだこの時点では夫へ報告はしてません。
つづく。
*写真は今回の旅、出発の瞬間。寝起きのお嬢。
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