母子日本半周の旅、2日目。三重&京都
よし、旅2日目。
さて、宿を出る準備をして、ふたりで1つのお布団をシェアして宿泊した宿は、古かったけど安くて、おかみさんも朗らかで優しくて、ありがたかったなと思いながら宿を後に・・・
しようとして鍵を返していたら大おかみ的な方がいらっしゃった。
私「おはようございます。」
大おかみらしき人「おはようございます。お子さんはおいくつ?」
私「7歳です。小学校2年生です。」
大おかみらしき人の形相がちょっと変わる
「あのね、うち、小学生、料金とってますけど?おひとり分しかお支払いになってませんよね?」
え?
いやいやいやいや
私今回すべての宿をホテルサイトで検索予約。検索は全て「大人1名・子供1名」で、チェックイン時の年齢も入力しないと検索できません。もちろん7歳って入力して検索して、支払いもすべてサイトでクレジットカードで済ませているので宿では支払うものなし。
なのになぜか
「あなた子供の年齢ごまかして支払ったでしょ」的な
「小学生なのに幼児ってことにしたんでしょこの嘘つき」的な
はっきりとはどっちも言われてませんけどもう、大おかみのそのお怒りの表情も言葉もそういうことだなっていう予想外の展開に巻き込まれまして。
旅2日目の朝なのにさぁ。さわやかに旅立ちたかったよ・・・と思いながら
「あの、わたし、予約の時点でちゃんと娘の年齢伝えてます。」
って伝えてみたが引き下がらない大おかみ。
「そうなの?でもうちは、ふつう、料金とってるんですよ??!?!」
知らんがな・・・って脳内で言いかけましたけどぐっとこらえましたよだって私もういい大人。今年37歳。
「わたしがおばさんになっても」って森高が歌ってたのみて「おばさんって相当先の話~」って思ってたけど気づけばもう完全におばさんに差し掛かってるいい年の37歳。
あぁ、確かに、プール行ってるけど派手な水着はもう無理だよ。若い子には負けるわって若い子とやりあうつもりも、さらさらない。
ずれた。話を戻そう。
そして大おかみ、仲間を召喚
「〇〇さん!?!?〇〇さん!!ちょっといらして!
このかたおひとりぶんしかお支払いされてないのよ?!いいの!?」
〇〇さん、おそらくお嫁さんで、現おかみさんのお名前。
昨日のチェックインから優しく対応してくださったおかみさんが小走りでいらっしゃった。
そしてこの時
よくよく考えたらチェックインの時裏で
「え?あ、違う?あー、いや、いいや!いい!布団1つだし!」
的な話し声が聞こえてそのあとおかみさんに
「インターネット予約、はじめたばかりで、バタバタしちゃってね。ごめんなさいね。」
って謝られたことを思い出す。
あれ、か。
そういうことか。
私の脳内で合点がいきました。
たぶん小学生料金を設定すべきところされておらず、本来なら私が検索して支払った料金では大人1人子供1人は泊まれるはずなかったのでしょう。
小学生は布団1つ絶対つくっていうのがスタンダードだったのだと推測。
しかしわたしはちゃんと検索してその通りの料金を支払ったのでわたしには非はない。
今更本当はそうでしたと言われても困ります。
で、〇〇さん、若干焦り気味に答えました。
「いいんです!大丈夫です!」
大おかみ「でも!1人分よ!?!いいの!!?!」
〇〇さん「いいんです。いいんです。おふとんも1つしかお出ししてないですし。」
大おかみ「・・・・・あっ・・・そう。」
あ、そう!あ、そう?!
謝らないんかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!
と言いたかったけどもう鍵も返し終わって、ドアから出る直前のことだったんで、それ以上もめたくなくてもうそのまんま宿を後にしました。
しかしわたしはかなり腹が立っていて、でも旅の朝だから早く忘れたくて、でも腹が立ってて、イライラしてて、ああもうどうしたら!と思ったのでお嬢にお願いしてみました。
「ねえ、なんかママのイライラが消えるようなこと言って」
お嬢「わかった!
・・・・・あのね、ママは超がんばってる!いつもお仕事もがんばってるし!料理も頑張ってるし!ほんとうに偉いよ、ママ!!ママってすごい!」
イライラ、消滅。
一瞬で跡形もなく。
さすが7年わたしのそばにいるお嬢。
よくわかってるわ。
ここからはもう怒ってたこと忘れて楽しみました。
で、ここから駆け足でいきますよ。まさかのチェックアウトにそうとう字数使っちゃったんで。笑
本当は京都へそのまま行くはずが、ちょっと時間が空いたので、急遽以前からインスタでやり取りさせていただいてた方を
「ランチいきませんか」
と誘ってみました。まさか無理だよなと思いながら。だってあっちは4人もお子さんいるし、いきなり当日の誘いだし。
で、会えました。
お会いしたのは、ずっと写真をインスタで拝見してた、nicoddon11さん。
ママが素敵で優しいのはもちろん、子どもたちも本当にかわいくてやさしくて、お嬢が「いっしゅんで仲良くなれた!!!!」と大喜び。
ご飯食べておしゃべりしてお絵描きして、ご飯の後はちょっと小さな川で遊んで。
ほんとうに短い時間だったけど、楽しく過ごさせていただきました。
しかも「ふささん着てくれそう」とレトロな古着をくださいました。
いままでリアルで会ったことないのに。
インスタの私を見て「ふささんなら」ってわたしの好みを推測して、持ってきてくださるなんて、嬉しさしかない。
そしてもちろんわたしの好みドストライクなお洋服たちで。
大切に着ます!!!!うれしい・・・・。
そしてご飯のあとはじゃあ京都いきます!ってバイバイして出発!
したら、
なんか道完全に間違って滋賀の山の中の1本道みたいなとこ進んでて。
で、進み続けていたら、いろんなところにたぬきの置物があって。
まさか!っておもってナビのエリア情報みたら「滋賀県信楽」
わー!!あの信楽だー!!!
ちょっと停まろう!とトイレ休憩がてらストップ。
圧巻。
が、なんせ道間違ってこの時点でちょっともう遅れ気味だったので、お皿を1枚買って、すぐに出ました!
そしてやっと京都。
友人親子が「あそぼ!」といってくれてたのでピックアップして、映画村へ!
映画村この時期ナイターで夜営業中。
これがまた本当にちょうどよかった!
熱くないし、駐車料金もお得で、人もそこまで混んでるって感じでもなく。
仮面ライダーが和太鼓をたたき、そして戦隊ヒーローたちと、ライダーたちと、プリキュアたちと、おしりたんていがエビカニクスを踊るっていうカオスな場面を鑑賞して、そのあと握手までしてもらいました。
仮面ライダーが和太鼓をたたき、そして戦隊ヒーローたちと、ライダーたちと、プリキュアたちと、おしりたんていがエビカニクスを踊るっていうカオスな場面も鑑賞して、そのあと握手までしてもらいました。
これはここでしかできなかった体験だと思う。本当に。
そのあと!
腹ペコのまんま宿泊するホテルの近くまで移動して、行ったのは立ち吞み屋さん。
立ち呑み屋とはいえ椅子がありまして、しかも友人のそのまた友人がオーナー。
お客さんはちょうどだれもいないときで、気兼ねなく食べて吞ませていただきました。
ごはんもどれもおいしくて、お酒もおいしくて最高。
なんせ運転しっぱなしなので一日の最後にしか飲めないから、ビールがしみるしみる!!
お店の名前は「立吞みおおはし」です。
さて。そこから徒歩でホテルへ移動。
今回のホテルは友人が用意してくれてました!(ありがたや)
名前は MUSUBI HOTEL。
マンションを作り替えた感じの、普通に住めそうなお部屋なんだけど、おしゃれで、ほんとちょうどいい。
2段ベッドのお部屋でお嬢は大喜び。
ホテル貸し出しのパジャマはSOU・SOUデザイン。
さっそくシャワー浴びて着替えて、
横になってお嬢にタブレットの設定頼まれたのでやってたら
誰よりも先に寝落ちて撮られてた。
そんな旅2日目、おしまい!
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