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エンジェルスクランブル・スタッフレポート

本日(2023/8/3)、HIVE SHIBUYAにてエンジェルスクランブルが行われました!

エンジェルスクランブルとは投資家と起業家が順番で短時間で何回も壁打ちを行うイベントで、
今回参加者は60名以上ということでHIVEも盛り上がっておりました。

​○当日の概要:
​--20分×3-4スロットのスタートアップとエンジェルとのスピードMTGをマッチング
​--エンジェル(一部VC含む)10人の参加を予定・スタートアップ40社程度参加予定

https://lu.ma/angelscramble


会場30分前でもちらほら


わたくし富永はZ venture capitalスタッフとして場内のタイムキーピングをしておりました。


エンジェルスクランブル本番の様子



今回スタッフを志願した目的としては


普段聞くことのできないパートナークラスの方の壁打ちを身近で聞ける機会なのではないか

と考えたからです。

(もちろんスタッフとしての役割もきちんとしました笑)


そこでタイムキーパーとしての仕事もしつつ、

隙を見て2人のエンジェルの方々の面談に同席させていただきました。
(本当は全員の面談を聞いてみたかった😢)


堀さん

詳しい事業内容やピッチ資料は伏せさせていただきます。



普段同じオフィスにいても
中々堀さんの壁打ちを聞ける機会はないので、
ここがチャンスだと思い、拝聴させていただきました。


面談内容としてはギフト業界に参入しようとする起業家さんとの壁打ち。


特に印象に残った対話をまとめさせていただきます。

既存事業に如何に勝つかを証明していかないといけない

投資家に響くピッチにするにはどうしていけばいいかをFBをしている文脈にて…



堀さん「弊ギフトサービスは一周回ってカタログギフトでいいじゃんってなる」


起業家さん(カタログギフト市場と如何に差別化していくかを説明する)


堀さん「そもそもそのカタログギフトにどう勝つかということを証明していかないと投資家はビビッと来ない。投資家はtamが気になる。」


既存事業に対して差別化を証明しても
そのマーケットが小さければ投資家は興味を示さない。

そもそも
「既存事業に如何に勝っていくか」
という論点をもってして

その市場のシェア全体を狙っていくサービスに投資家は惹かれる。

というキャピタリストの目線が垣間見えた一コマでした。


DeNA原田さん


またも伏せさせていただきます。

2人目はDeNA原田さん。

数少ない壁打ちを拝聴できるチャンス、
誰の壁打ちを聞こうかと考えていたのですが

キャピタリストと事業家の投資家としての目線はどのように違うのか

という問いを解くために
DeNAの原田さんの壁打ちに同席させていただきました。
(快諾していただきありがとうございます。)

原田さんの壁打ちで特に感じたことは2つで

知っている事例の豊富さ
コスト・マネタイズへの意識

です。

①の事例の豊富さについては
NFT事業を行おうとしている起業家さんに対しての面談で感じました。

新しい業界であるにも関わらず
起業家の出す事例に
「あぁ、それは〇〇なモデルだよね。」
と返していく様子は
絶対的な事業への知識量を感じました。


②のコスト•マネタイズへの意識は
特に事業家と特有の事業の注目の仕方なのかなと思い興味深かったです。


先程のNFT事業とは別の面談で
ウニの販売がマネタイズになっている時も

「販売形態のビジネスモデルだから、
どれくらいの量を売れば採算が取れるのか分かりやすいし良い」

だったり、事業に対する評価も

「大学の研究から始まっているし、養殖ウニの試食もできている。採算も計算しやすい。」


とリスクの小ささへの評価をしていた点も印象的でした。


事業のリスクや損益をきちんと見る着眼点は
事業家ならではのものなのかと思い大変学びになりました。(あくまで私見)


総括


普段は聞けないパートナークラスの方々の壁打ちを見れて本当に勉強になりました。

一方で、その質問の鋭さや凄さを
真の意味で感じることができない自分の能力に
もどかしさも感じました。

今回のnoteはあくまで自分の感想なので
もしかしたら違う意図があるかもしれません。
ご容赦ください。




最後は皆さんでピザを囲んで立食交流会をしました!

先程、壁打ちされていた起業家の方に
「さっきはどういう目的やアピールポイントを持って面談されてたんですか?」

と尋ねて起業家の方々の視点も聞くことができました。

そしたら、本日はここで!

おまけ↓

内丸さんの無茶振り締めトーク

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