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(第一章)初心者のための仮想通貨入門

仮想通貨の始まり

皆さんは仮想通貨という言葉を1度は聞いたことがあると思います。有名な仮想通貨といえばビットコインです。ビットコインは、2008年10月にサトシ・ナカモトという名前で論文が発表されたのが始まりです。第三者を一切経由せずに電子キャッシュシステムを開発してしまった。と論文で公表しました。2009年1月にソフトウェアが有志によって開発されオープンソースで公開されました。後に最初の取引が行われたのがビットコインでピザ2枚を1万BTCと交換された商取引です。なんとピザ2枚が今日の価格に換算すると(2022年1月13日)49,507,888,551円に!!なります。

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ブロックチェーンとマイニングとは

ブロックチェーンとは分散台帳による書き換え不可能なデータを作る技術です。取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持されています。データの破壊・改ざんが極めて困難です。取引について改ざんを行うためには、それより新しい取引についてすべて改ざんしていく必要がある仕組みとなっているため、データの破壊・改ざんができません。ブロックチェーン化された取引記録は、特定の管理主体が存在する通常の第三者管理型システムと異なり、複数のシステムがそれぞれ情報を保有し常に同期が取られる分散型台帳という仕組みで管理されてます。一部のシステムが停止・故障しても、システム全体の運行・稼働に与える影響を抑制することが可能となっています。初心者の方はここでの文章を読んでも中々ピンとこないと思います。仮想通貨をはじめていくと、ああ!こういうことなのか!とわかってきますので、ここで意味がわからなくても大丈夫です。

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中央集権的に管理をしていたのがブロックチェーンにより皆んなで管理ができるようになりました。

マイニングとは仮想通貨の取引データを承認する作業のことを言います。仮想通貨のみではなくブロックチェーンにも関わる処理です。ここでは仮想通貨だけに置き換えて説明を致します。仮想通貨の取引においては、不正防止のため、「ブロックチェーン」と呼ばれる仕組みを実装していますが、これは過去の取引の記録を保存した取引台帳のようなもので取引のたびにこの台帳の更新を行わなければなりません。そのためには膨大な計算を行う必要があり「マイナー」と呼ばれる人達が、コンピューターでその計算処理を実行します。わかりやすくビットコインで説明をします。ブロックチェーンではビットコイン(BTC)の個々の取引データを「トランザクション」と呼びます。それぞれのトランザクションをまとめて一つのブロックを作ります。そしてブロックには、いつ、個々のアドレス、どのくらいの量のビットコインを取引したのか、と重要な情報が書き込まれます。その取引情報を第三者がチェックして承認しています。この取引を承認する作業がマイニングといいます。ビットコインのマイニングをしている人はマイナーと呼びます。(世界中にいる)マイニングでは1番早く送金取引を承認したマイナーに報酬が支払われます。ビットコインではその報酬額が決まっており一つのブロックごとに12.5BTCが支払われています。

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トークンと仮想通貨の違い

トークンとは、ブロックチェーンを借りているコインのことです。ビットコインやイーサリアムやネムといった仮想通貨はオリジナルのブロックチェーン技術上で発行し流通をしています。トークンはオリジナル技術ではなく既存のビットコインやイーサリアムやネムのブロックチェーンなどを利用して発行されています。不動産に例えるならイーサリアムが土地を開拓し保有した一部分をAトークンが間借し家を建てるようなものです。イメージが掴めたでしょうか?トークンは主にICOと呼ばれる、個人や企業が行える資金調達方法で活用されることが多いです。そのため詐欺のトークンもありますので気をつけないとなりません。

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ICOとは何か?
ICO(Initial Coin Offering:イニシャル・コイン・オファリング/新規仮想通貨公開)資金調達をしたい企業や事業プロジェクトが独自の仮想通貨を発行や販売をし資金を調達する手段のことです。

仮想通貨(暗号資産)には種類がある

ステーブルコイン:定通貨との交換比率を固定したり供給量を調整することにより法定通貨と価値が連動する仕組みをもつ安定した価格を実現するように設計された通貨です。代表的なコインはビットコインです。

ミームコイン:ミームとは人から人へと模倣として拡がっていくことを言います。元々はインターネット上でのネタとして生まれた暗号資産です。動物をモチーフにしたパロディが多いです。代表的なコインはドージコインやシバイヌコインです。アメリカの起業家であるイーロン・マスク氏によるツイートの拡散で価格高騰がおきました。

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アルトコイン:Alternative Coin(代替のコイン)の略です。ビットコイン以外の暗号資産です。 ほとんどのアルトコインの基本的な仕組みはビットコインを元に作られてます。ビットコインの欠点や機能性を改善した特徴的なアルトコインが市場規模を拡大してます。代表的なコインは、リップルやイーサリアムです。

草コイン:アルトコインの中で明確な定義や基準があるわけでなく次のような特徴を持つものを「草コイン」と呼ばれています。時価総額や知名度や流動性も低くく取引所も少ないコインです。リスクとしては購入しても売れない可能性があります。しかし高騰することもあり多額の利益を狙うことも可能です。代表的なコインはドージコイン(ミームコインとも呼ばれる)やストラクスです。

まとめ:ビットコイン以外はアルトコインです。アルトコインの中でもきちんとした定義がありませんが、動物をモチーフにしたパロディ的なものでミームと呼ばれています。アルトコインの中でも時価総額が低く流動性が少ないものを草コインと呼んでいます。

仮想通貨取引所とは?

取引所とは、暗号資産を売買できる場所です。価格はその時々のレートによって決められておりすぐに売買が成立するので初心者でも簡単に暗号資産の取引が出来ます。

(取引所の選び方のポイント)

どの仮想通貨を扱っているか?:取引所は全てのコインを扱っていません。購入したいコインがあるのか?確認をする必要があります。

ツールやアプリケーションが使いやすい:アプリの登録が簡単!豊富なテクニカル指標!独自分析!多くのマルチディスプレイ対応の高機能のツール!など自身が使いやすい取引所のツールやアプリを選ぶと良いでしょう。

手数料が安い:取引コストが高すぎると、頑張って利益を出してもコストのせいで目減りしてしまいます。取引コストは安ければ安いほどよいです。

その他にも流動性などの選び方のポイントが、いくつかありますが、まず初心者はこの3点を気にするとよいでしょう。

(国内取引所)

コインチェック        取扱い銘柄数 17種類  

DMM ビットコイン     取扱い銘柄数 13種類

ビットフライー                     取扱い銘柄数 12種類

Zaif                                         取扱い銘柄数 11種類

LINEBITMAX                          取扱い銘柄数  6種類

GMOコイン                           取扱い銘柄数  16種類

ビットバンク                         取扱い銘柄数  12種類

ビットポイント                      取扱い銘柄数  11種類

マネックスビットコイン      取扱い銘柄数   4種類

SBI VC トレード                      取扱い銘柄数  7種類

リキッドバイコイン                取扱い銘柄数  6種類

フォビジャパン                        取扱い銘柄数  15種類

(海外取引所)

Binance(バイナンス)   取扱い銘柄数  151種類                                 バイナンスは取扱う仮想通貨の種類がとても多いです。海外取引所はバイナンス1択でよいでしょう!またBinanceが発行している仮想通貨BNBは2021年9月時点では仮想通貨全体の時価総額ランキングにおいて堂々の4位となっておりBinanceの取引所で売買ができます。BNBは日本国内にある国内資本の取引所では、取り扱われていないためBNBを購入したい場合はバイナンスに登録をしましょう!草コインの取引をするならBNBは必要不可欠です!!私はTwitterで無料で情報発信をしておりますが10〜1000倍までの実績があります。BNBでの取引が主ですので是非バイナンスには登録をしましょう!!

バイナンスの登録はこちらからどうぞ!!

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世界の取引所ランキング(2022年1月14日現在)

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仮想通貨取引所の「販売所」と「取引所」の違いについて解説します。

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◉販売所は、個人と仮想通貨取引所で仮想通貨取引を行います。

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仮想通貨を取引所で決めた価格で売ってもらいます。初心者向けです。

メリットとしては取引したい時にすぐに取引できます。仮想通貨交換業者が各通貨の値段を決めているためその値段ですぐに取引することができるのです。

デメリットとは、販売所は取引所に比べて取引にかかる手数料が高いです​

◉取引所では取引所に登録している個人同士(ユーザー間)で仮想通貨取引を行います。

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取引所で仮想通貨を購入したい場合は、売ってくれる人を見つけてもらいその人に売ってもらいます。相手を探すために仮想通貨取引所が仲介者となり取引する場所を提供します。

メリットは手数料がとても安いことです。他にも「成行注文」「指値注文」が可能で自分が購入したい価格で仮想通貨を購入することができます。

デメリットは、販売所では扱っているけど取引所では扱っていないという銘柄があり取引所で購入できる仮想通貨が少ないことです。他にも成行注文で一度に大量購入すると高い値段で仮想通貨を購入させられてしまう可能性があります。いくら暗号資産がほしくても、提示した価格で売りたい人がいなければ、売買が成立しません。

レバレッジとは?

レバレッジという言葉を聞いたことがありますか?FX経験者ならわかると思いますが、仮想通貨にもレバレッジ取引があります。口座に預けた証拠金を担保にすることで、証拠金の2倍や4倍などの金額で取引ができます。 レバレッジには「てこの原理」という意味があり、少ない資金で効率よく仮想通貨を取引できます。

国内取引所には取引手数料、販売所手数料、レバレッジ取引ができるかなど各ホームページに詳しく載せてありますので必ず調べてから口座開設をしてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の第二章は、仮想通貨の購入方法を詳しく解説いたします。

サポートしていただけると感激します。よろしくお願いします。