(第六章)METAMASKガス代(取引手数料)について解説
通貨のTransaction(送金・入金)には
ガス代(取引手数料)が掛かります。
何故ガス代が必要なのか?
イーサリアムなどの仮想通貨取引を行う場合、取引を承認する作業がブロックチェーンの仕組み上必要なため、マイナー(複雑な計算作業に協力している方々)に報酬を支払う必要があります。
ガス代は『ガスリミット』『ガスプライス』という
2つで金額が決まります。
『ガスリミット』
単位は「Gas」。トランザクション(処理)に使用するガス(手数料)の最大値のことです。
イーサリアム等の送金をはじめ、ほとんどのトランザクションでは21,000Gasが標準設定されており、基本的に変更する必要はありません。届かない場合や急いで送金したい場合に変更すると良いです。
『ガスプライス』
単位は「Gwei(ギガウェイ)」1Gas当たりの値段のことです。
1Gwei=0.000000001ETH
支払うガスプライスを上げるとトランザクションの承認時間が変わってきます。
計算式は以下のようになります。
Gas(ガスリミット)×Gwei(ガスプライス)×0.000000001ETH****=送金手数料(ETH)
取引にはガス代が必要なんだなと覚えておいてください。
ちなみに、イーサリアムのガス代はとても高いです。
一時は、平均取引ネットワーク料金が1トランザクションあたり62ドルに達したこともあり、創設者も問題を克服するために懸命に取り組んでいるようです。豆知識として土日の遅い時間であればトランザクションが少なくガス代が安いというデータもありますのでご利用の際はご参考にしてください。
しかし、毎トランザクションごとに、高いガス代を払わなければいけないのか?
イーサリアムを使う場合、答えは「はい」です。しかし、他のプラットフォームを使うことで解決します。
お勧めなのが、世界最大取引所バイナンスの独自ブロックチェーンBSC(バイナンススマートチェーン)です。ガス代は安くて高速、話題のNFTでも利用されており、トークン開発においてはイーサリアムと独占状態です。
引用元
もちろんその他にもガス代が安く、高速なプラットフォームは沢山あります。前記事にも触れたように目的に沿って使った方が良いプラットフォームは異なってきます。現状であれば、トークン取引目的の場合イーサリアム、バイナンススマートチェーン、ただの個人間の送金だけであればビットコイン等です。
国内取引所ではBSCの取引ができませんので、バイナンスに口座を開設するとよいです。
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