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異常だったのは、私の方

保育園から家が異常だったのを思い出した。

わたし、保育園のころから0時くらいまで起きてました。

前の投稿で書いた通り、親子3人で寝ていて、
酔っ払いに挟まれ、片方は寝たばこまでするような人で、
テレビもつけっぱなしで結構音量が大きいまま寝てしまう、
みたいな環境だったので、全然安心して寝れなかったんだと思う。

幼いころはもっと色んなものを吸収して、感じ取っていたと思うので、
お酒もたばこもテレビも空気も全て刺激としては強く、悪影響で。

両親が不仲で通じ合っておらず、ストレスを酒やタバコで解消しており、
それらにまみれており、子供のことを何も考えない・見ていないという
異様な空気の中で安心できるわけがなく。

親が寝静まるまで、それが0時前後だったから、
わたしもそれまで寝付くことができなかった。
眠ってしまえば害がなくなるから。
私も気を張らなくて済むようになるから。

眠るのが遅いから毎朝眠くて、起きれなくて、
9時から保育園なのに起きるのが9時、みたいな生活で。

母は10時から仕事だったから、いつもいつも遅刻したり
9時ギリギリに到着したり、だった。

それでも別に、どちらの親も何か変わることも変えることもなく、
私はただずっと遅刻していたし、ただずっときちんと眠れなかった。

小学校でも中学校でも、眠るのは大体0時~1時だったし、
小学校の友達が8時や9時に寝るって聞いて、
「早すぎるでしょ」なんて笑っていたけれど、異常なのはわたしでした。

異常なものを異常なまま、異常だと思われずに放置されていたんだなと
今ならわかる。
本当、何も、保護者としての役割を果たさない人たちだった。
親としてなんて、言うまでもなくマイナスの役割ばかりだと思う。

それでも、子供は親を追いかける。
親はそれに依存し、あぐらをかく。
すぐに、傷ついた子供が出来上がる。

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