お盆休みに実家に電話した話。

スマホの電話機能使ってるやついる?

いねえよなぁ!!?

どうも、twiceです。
漫画とかのネタを使うときはできるだけ元のセリフと文字を合わせたいので調べてから使ってます。
セリフが有名になった漫画とかアニメ、見てないことが多いのでせめてもの配慮です。

👺✋<本題に入るのが遅い

タイトルの件。
実家とはたまにしか連絡してないんですが、そろそろ連絡入れとこうという気持ちだけは人一倍ありました。
履歴をさかのぼって父親の番号が表示されたのが3ヶ月前。
僕はPC前に置いた座椅子の上で、視聴していた動画を停止して電話をかけました。
電話機能使ってるやつここにおった。

とーきんぐあばうと

・中型自動車免許を取ったこと。
・少しだけ痩せたこと。
・大雨被害の話
・仕送りとかの話

コーヒー過激派オタク、父。

仕送りとかの話の流れで「何か送ろっか?」と聞くもいらないと言われるが、ちょっと探りをいれてみようなどと思う僕。

「コーヒー豆とか欲しかったりする?」
言い終わるかどうかのところで母親から「やめとけw」とツッコミが。
電話の向こうには実家の家族全員が揃ってました。夕飯後のコーヒータイムだったようで。
そして父親からの第一声は

「サードウェーブの豆はやめて」

え、何?新しい銘柄か何か?と混乱する僕に説明してくれたこと(うろ覚え&少し調べた)

サードウェーブコーヒー?

2000年代に入ってからのコーヒー業界での流行のことを第三の波、サードウェーブと呼ぶ。

特徴は
・シングルオリジンコーヒー
・浅煎り
・ハンドドリップ
・ダイレクトトレード
らしい。

シングルオリジンコーヒー…ひとつのエリアやひとつの農園などに絞った、小さいカテゴリ分けのされたコーヒーのこと。

浅煎り…コーヒー豆は生豆の状態から煎る必要がある。浅煎りは豆が薄く茶色になるくらい…らしい。酸味が強く苦味が少ないのが特徴。

ハンドドリップ…読んで字のごとく。挽いた豆をコーヒーフィルターを乗せたドリッパーに入れ、ケトルで沸かしたお湯で一杯ずつ入れる方法。

ダイレクトトレード…生産者と直接の取引をすること。コーヒーはいろいろな農場を取りまとめる仲介者を通して取引されていることが多いので利益配分が不公平であるなどの問題があったらしい。

とても乱暴なまとめ方をするなら、ここ20年ほど浅煎りのコーヒーが流行っているらしいということ。

父の好み

サードウェーブのコーヒーが流通してしばらく経つ。
父はお気に入りの市販豆をよく飲んでいるが、地元の各コーヒーショップをチェックするのも欠かさなかったらしい。そこでサードウェーブの影響を受けたショップに当たることもあったとか。

父の言葉…サードウェーブのコーヒーはやめて、とは。

コーヒーショップでは豆を買うときその場で煎ってくれる。そのため生豆の状態からどのくらい煎るのか指定ができるのだ。
しかし…父いわく、サードウェーブの影響を受けたコーヒーショップでは全体的に煎り方が浅い傾向にあるという。

豆を煎るときの表現として1ハネ、2ハネという目安があるらしい。
これまた父いわく、1ハネしたかしないくらいが浅煎り、2ハネのギリギリ手前が深煎りということらしい。

父はどちらかといえば深煎りのコーヒーが好きだ。
なので深煎りでと依頼し、豆が煎られるのを待っていたのだが…そのショップでは1ハネしたくらいで煎るのをやめてしまったという。
ショップ側が流行に合わせた結果、父の好みの煎り方でコーヒー豆を手に入れることが難しくなってしまったのだ。

つまり、父にコーヒー豆を送って喜んでもらうことは非常に難しいということである。

通話のあと

そのあとなんやかんやで電話を切った僕。
めんどくせぇ~と思いつつ、それでこそ父さんだよなという気持ちだった。

僕がコーヒーを進んで飲むのは父の影響だ。
実際、実家にいたころは父のコーヒータイムにお邪魔していろいろな豆のコーヒーを飲ませてもらっていた。

僕は酸味の強いコーヒーは苦手だ。
例外はダイドーの缶コーヒー、うまみブレンド(初登場時のもの)
もしかしたら父の好みの味を旨いものだと刷り込まれているのかもしれない。

実家に電話したら、僕とコーヒーの繋がりを再確認した話。

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