よく働く文章。
きれいな文章に心洗われることがある。
するどい言葉に涙を流すこともある。
ぱっと見、何かキラキラしていて心躍らされる文章もある。
けれど、かるくてうすい文章だと、心はなかなか動いてくれない。
文章には人それぞれの思い、志(こころざし)が詰まっている。
志(こころざし)を辞書で引いてみると、こんなにいくつもの意味が持っているようだ。
上記で言うと、目的や目標、信念だろうか。
目的・目標・信念のある言葉は、とてつもなくつよい。
その場の状況、人の心を動かし、よく働き、機能する。
なにものにも代えがたい。
いい文章とは何だろう?
ただうまくてきれいなだけではよくない。
誰かの心をほろりとさせ、ときには大きく揺り動かし。
いてもたってもいられないような状況にさせてしまう。
「あなたのような人を探していた」
と、思わず相手に言わせてしまう。
あなたの文章、
そして私の文章は、
その状況に応じてよく働いてくれているだろうか?
誰かを動かし、世の中を切り開く文章であるだろうか?
私は、まだまだ山登りの最中だ。
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