恐妻から学ぶ経営②
「経営理念」と聞くと、社員が少ないから自分(社長)の思いを社員に伝えればいいと思われる経営者が多いです。
そのため、公にされなおい会社が多いですが、実際「経営理念」とは、企業が目指す方向や、企業の存在意義を端的に表したものです。
経営理念を出す意義として3つ挙げさせていただきます。
①経営の軸を定める
経営の軸を定めることが第一です。
何のために企業を経営するのか、自社が目指す方向は何か、自社は何のために存在している会社か。このようなことを経営理念として、明文化しておくことで、判断に迷う時、困難に陥った時に立ち戻ることができ、経営の基軸を築くことができます。
②組織の軸を定める
経営理念を組織の中に浸透させることによって、経営理念を社員の行動指針として活用することができます。
経営理念が浸透した組織では、経営理念を軸に、社員各々が自律的に判断、行動できるようになり、結果として強い組織にすることができます。
さらに、会社の誇りを社員に刻むことができ、社員の意欲の向上が期待できます。
また、優秀な人材を惹きつけることができるようになり、結果として企業の価値観に共感する優秀な人材を採用することができるようになります。
③社外からの信頼を得る
経営理念を社外に発信することで、社会にどんな価値を広め、貢献しようとしているのかという企業の想い・ミッションを伝えることにより、経営理念に共感する人からの信頼を得ることができるようになります。
以上から、社内にしっかり根づかせることにより、経営理念の存在意義が発揮できることから、会社としての「行動面」を位置づけるために「経営理念」の存在が必要になります。
個人事業主であっても、経営理念は必要と考えています。
「私とかかわる企業様、個人事業主様とWin-Winの関係性を築き、毎週毎週大前進」
を掲げて日々楽しく行動しています。
皆様も経営理念をしっかり立てることをお勧めします。
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