恐妻から学ぶ_経費削減①
利益を上げる場合、経費削減が大切と色々なところで話を聞いたことがあるかと思います。
今回は経費削減の基礎についてわかりやすくお伝えいたします。
(1)経費とは
経費とは、企業活動において発生する費用の総称をいいます。
消費財の購入や製品の仕入れ、オフィスの賃料や水道・光熱・通信費、給与の支払や外注先への報酬など、さまざまな出費が該当します。
そのため、基本的に組織運営のために利用される費用はほぼすべて経費として扱われます。
(2)経費削減が重要視される理由
企業経営にとって経費削減が重要視される理由は、利益に直結するためです。
企業における利益とは、営業活動で得られる売上から原価と生じた経費を差し引いたものになります。
色々な経費が積み重なっていくことが、すなわち利益の低下につながります。
逆をいえば、不必要なコストを削減すれば利益は向上します。
しかも、無駄を排除することが結果的に業務効率化・働きやすさの向上などの効果をもたらすこともあります。
削減した経費を別の取り組みに使うことができ、よりビジネスを成長させることも可能になります。
(3)経費削減の基本
①変動費から見直す
変動費と言っても、仕入部分に関しては急には見直すことが難しいのが現状です。
そのため、変動費の中でも社員が率先して行動できることが一番目に見える経費削減につながります。
②光熱費
案外気が付いていても手を入れることが難しいのが現状ですが、温度と時間にこだわるだけで、事業所の規模によりますが、毎月数千円~万円単位で経費削減が可能です。
・エアコンの温度を決める(夏場27度、冬場20度など)
・事業所にて仕事できる時間を厳格化する(6時~19時など、土日は出社禁止など)
ただ気を付けていただきたいのが、時間外労働を増やさないように対応することになります。
せっかく光熱費を抑えたのに、人件費が増えましたでは経費削減の観点から離れてしまうからです。
(4)最後に
いきなり経費削減を発信しても、難しいの一点張りになるかもしれません。
しかし、日ごろの些細な行動から経費削減は可能ですので、1つでも行動に起こしてみてはいかがでしょうか。
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