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線画を変える!

ここに来て皆様に重大なお知らせがあります。

何と…この度…

線画を変更することにしました!(タイトルでバレてる)

というか、本当のところ昔の描き方に戻すだけです。

本格的にイラストレーターを目指すにあたって、自分の線の描き方はあまりに時間と労力を費やすので商業向きではないのではないかと考え簡易的、シンプル、平たく言えば楽な描き方を開発して描いてきたわけですが、ちょっとしたきっかけで以前の描き方を見直してみたところ、線のクオリティが段違いなことに改めて気づいたわけです。

で、試しに以前の描き方でちょこちょこっと描いてみたら、そこそこ早く描けた気がしまして、「じゃあちょっくら戻してみっか」ってわけで以前の描き方に戻すことにしました。どういう描き方か?それはこれからご覧に入れましょう。

今回は線画だけです。

描くのはホロライブ4期生、握力50㎏で有名な天音かなたちゃんだぁ!

ラフ

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というわけでラフです。起き明けに無資料で描いたため細部が全然わかりません。この時点では旧衣装のつもりでした。

チャームポイントはもちろん握りこぶしです。ぎゅっぎゅっ握りつぶしちゃうぞ!

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改めてデジタルラフに起こしました。この時点で新衣装に変えてます。かなたそはどっちもかわいい。

ではいよいよ線画に移ります!

線画

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こんな感じのペンを用意します。飛沫ブラシを改造して作ったアナログ風ペンです。今までたまーに使ったり、最近では線画修正用ペンとして使ってましたが、今回から線画のメインになります。

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まずは基本となるストロークです。これをバシッと決めます。

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一旦ラフを非表示にして基本ストロークの外側にもう一本ストロークを引きます。

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2本の線の間をペンで塗りつぶします。

これが基本的な描き方です。

これで線を描いてくわけですよ。気が遠くなります。

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とりあえず握りこぶしから行きましょう。

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わーっと進めていきます。

物と物の境界は太く、模様の線は細く、凹凸はその間ぐらいみたいな感じで線を使い分けるといい感じになるのではないでしょうか。

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髪や顔も描いて、線の太さを調整して、これで線画は終了です。

どうですか?この表現力。今までの線ではこんな表現力考えられなかったのでは?

髪の線はあえて塗りを浅めにしたりしましたがこれは昔はやってなかった方法ですね。

で、気付いたことがあります。

線の中を塗る時は太いペンを使うべきだ…細いペンで塗るのはあまりにも時間がかかりすぎるし心が折れそうになる…てか昔はもうちょっと太いペン使ってたわけで。

というわけでこの線画をよろしくお願いします。

次回は絵を仕上げていくぜ!

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