toBシステムや社内ツールのUIこそユーザーを巻き込む"インクルーシブ"なUI設計を。
こんにちは、UI/UX担当の河内です。
先日インクルーシブデザインのワークショップに行ってきました。
インクルーシブデザインとは、簡単に言うと、
「高齢者、外国人など、これまでデザインプロセスから除外されてきた人を、企画の最初からUI設計などの構築に参加してもらう」
というものです。
確かに、企画段階から利用する当事者に企画に参加してもらうことで、机上では気づかない視点がたくさん現れて、とても核心をつく「これじゃない」感のないUIを作ることができるなーと実感しました。
それと同時にWeUiのチームでやってることも、結構インクルーシブデザインのアプローチに似ているな、と思いました。
弊社では、普段コールセンター向けのWEBサービスや、特定部署が日常的に利用するWEB業務システムを開発することが多々あります。
こういったシステムを開発するときは、最初からコールセンターのメンバーや業務システムを実際につかう担当者(リーダーや管理職のかたではなくて、実際に手を動かす人)に、企画に参加してもらい、ヒアリングや意見抽出を繰り返します。
そうすると、最初にステークホルダーから依頼されたものから、かなり違うサービス像が浮かんでくることがあります。
場合によっては、「それ、いらないかも。。。」みたいな結論になることもあって、それはそれで仕事を受ける側としてはキツイんですが、現場としてはとても「よかった」となります。
このアプローチ、いわゆるデザイン思考や、人間中心デザインにも似ていて、今回のワークショップもUXデザインを中心に本を読み漁っていた自分にとっても、とても馴染みが深いものになりました。
まず現場におもむく
実際のユーザーをサービス企画のメンバーになってもらう
ヒアリングを重ねプロトタイプを素早く作る
本当に、ユーザーが欲しかったものをはっきりさせてから実装
私たちのチームでは、上記のようなステップで社内サービスを実装しているのですが、インクルーシブデザインのコアになる部分も同じようなかたちだったので、なんだかやり方は間違ってなかったなー、と、しみじみ思いました。
私たちのチームは上記のような、toBサービスの立ち上げから、Reactなどのjsフレームワークを使ったフロント実装、運用までを担当しています。社内のユーザーが本当にほしかったサービスを立ち上げたい、リニューアルしたいなどのニーズがあれば、ぜひ
こちらから気軽に相談してください。これならできる、これはできない、この人ならできるかも、みたいなことも含めてざっくばらんに話をさせてもらえればと思います。UI/UX担当、河内純也。
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