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【10周年】求めるばかりではなくギブ精神を

32歳の誕生日、32本のバラの花とともに、私は夫からプロポーズされた。

そこから夫婦になり、早10年が経った。

入籍日を2月4日にした理由

・苗字にちなんで
・大安だったから

特にたいした理由がない笑

のちに、2月4日は立春で、暦上で春が始まる日だと知った。
新しい門出を祝うには、ピッタリな日だったのだ。

私の夫はこんな人

彼の最大の魅力が笑顔。
笑顔に惹かれたといっても過言ではない。

息子も彼の笑顔のDNAをしっかり受け継いでいる。

彼は非常に楽観的でおおらか、常にポジティブ思考。さらにめちゃくちゃマイペース。

私も人のことはいえないが、何があっても自分のペースを崩さない。

悪くいえば、頑固。
てか、めちゃ頑固だよ😒

楽しいことが大好きで、休みの日は出かけたがる。

その他はこんな感じ↓

・食べ歩き飲み歩きが大好き🍺
(飲みすぎなんだが)

・お酒の失態も数知れず、、、
(ここには書けません笑)

・ミッシェルのチバさんLOVE
(亡くなった日に大号泣していた😭)

彼は、私の仕事に口を出すこともないし、私にアレコレ求めてこない。

感情的に怒ることもない。
私が何か相談すれば、意見してくれる。

あれどうしよう、これどうしようなど、細かいかとは気にしない。

よく笑い、よく泣き、感情の思うがままに生きている人だ。

10年を振り返る

ところでこの10年、ほんとに色々あった。

息子が生まれてすぐに、夫のお母さんが亡くなったり、夫が不慮の事故で救急搬送されたり、、、

息子が生まれてからは、慣れない子育てに悪戦苦闘。 

2人目が欲しくて不妊治療を5年ほど続け、待望の2人目を妊娠した矢先、流産したときは2人で大泣きした。

その他、結婚当初はドライヤーのコードの巻き方で揉めたことも。(実にしょうもないw)

ここ数年は、少しギクシャクすることも増え、しんどいと感じる時期もあった。

でも、そんな揉めごとや苦難を乗り越えて、無事に10年を迎えられた。

ライターを始めて変わった夫婦関係

私が在宅で仕事を始めた2023年頃から、夫婦の会話が少なくなった。

少しおおげさだけれど、要は生活リズムの違いで、ゆっくり会話する時間が取れていなかったのだ。

夫は、毎日朝8時に家を出る。

朝は息子の支度や家事、弁当作りなどの家事を早く済ませて、私は一刻も早く仕事がしたい。

よって、夫にかまっている時間がない。笑

夜は夜で私は21時~22時には寝るため、夫の帰宅と同時にお休みなさい、夕飯よろしくね!と、そそくさと寝室へ向かう。

さらに夫が休みの日でも、私は仕事部屋にこもっている。(夫は平日が休みなため)

私は自分のペースで、仕事優先の生活をしていたため、夫との時間を取ろうとしていなかったのだ。

別に仲が悪い訳ではない。
どちらかといえば、仲はいい方だと思っている。

でも私が仕事を始めてからは、こんな感じで夫婦の会話が減ってきたのだ。

口数が減ってきた夫

いつもそれなりに会話してくる夫だが、口数が減ってきたのは、いつ頃からだろう。
夫のテンションが低めな日々が続いたのだ。

「最近なんか朝、静かやな。どうしたん?」と声を掛けるが、
「いつもこんなんやで。」と返される。

私の心に、なにか引っかかりがあった。

・夫はもっと私と話がしたいのかもしれない。

・私が仕事に集中しているのが、寂しかったのかな。

・夫にかまってないのが、バレている?!

直接聞いたわけではないが、そんな気がしたのだ。

11年目の決意


10周年を迎える2024年、私は決めていた。

夫に多くを求めるのはやめよう、
もっとたくさん話をしよう、と。

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よく考えたらこの10年、私は夫に対して多くを求め過ぎていたかもしれない。

  • 朝早く起きて欲しい

  • お酒の量を減らして欲しい

  • 家事分担して欲しい

  • 規則正しい生活をして欲しい

でも、これらすべてが叶ったところで、何があるというのか。

夫が自ら進んでやろうとしない限り、強制的にやらされている状態になるのでは?と思ったのだ。

求めてばかりいるのは、理想の夫になってほしいという私のエゴなんだ。

こんな思いがかけめぐった。

私が求め過ぎるあまり、夫はそれに苦しんでいるのではないか。と感じた。

きっとギクシャクの原因を作っていたのも私だ。

さらに、コミュニケーションが少なくなったのも、夫の口数が減った原因なのかもしれない。

だから、もう求めるのはやめて、夫にもっとギブしよう。

そして、自分のエゴや仕事ばかりに視点を置かず、夫の気持ちにもっと寄り添おうと決めたのだ。

求めるのではなく、ギブ精神を


そう思ったら吉日、まずは休みの日の過ごし方を考え直した。

・夫が休みの日は買い物を頼んでいたのだが、私も一緒に買い物へ行くようにした。

・夫が休みの日は仕事をゆるめにして、昼食の時間を長めに取り、おしゃべりした。

・ご飯を食べた後、一緒に散歩しようと誘った。

・結婚記念日に何をするかを一緒に考えた。

夫との時間を作ったことで、私も仕事の悩みを話す機会が増えた。

すると、どうだろう。

夫の様子が少しずつ変わって、以前の夫のように笑顔や口数が増えていくではないか。

やっぱりそうだったんだ。

というか、夫に直接聞いていないから、本心はわからない。(聞けよ)

夫は非常にわかりやすい性格なので、今日の機嫌はどうか、元気なのか、体調の良し悪しなど、一目ですぐわかる。

ちなみに最近では、朝起きたときの顔を見ただけで、前日のお酒の有無がわかるようになった。(顔のむくみ具合やテンションで)

夫は私がギブすれば、ちゃんと返してくれる。

これまでの私はギブもしないで、求めてばかり。
そりゃあ心地よい関係性は保てないし、口数も減るよね。

私は夫と笑いながら、たわいもない話をするのが好きだ。
自らの「好き」を奪って仕事をしていた2023年。

結婚11年目は、もっと夫との時間も大事にしつつ、仕事とのバランスをうまく取っていきたい。

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「10周年おめでとう!」

2024年2月4日の朝、夫から掛けられた言葉。

私は、この人を選んで間違いなかったんだ。
そんな風に思って、少し胸が熱くなった。

11年目も笑顔あふれる夫婦でいられますように。


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