【漫才.49】ことわざ

井口　はいどーもー！ウエストランドです！よろしくお願いします！

河本　よろしくお願いします。

井口　ホントに、ことわざどおりだなーっていうときあるじゃないですか。

河本　はいはい。

井口　この前、豚に真珠みたいな事あったんですけよ。知り合いからめちゃくちゃ高級な日本酒いただいたんで後輩にも分けてあげたら、全然そのお酒の価値わかってないから、紙コップで氷入れて雑に飲んでたんですよ。ビックリしましたよ。価値わかってないから。まさに豚に真珠でしたよ。

河本　僕も、猿も木から落ちるみたいな事あったんですよ。

井口　おぉ。なになに？

河本　この前動物園に行ったら、木登りしてる猿がいたんですけど、おもいっきり手滑らせて木から落ちてたんですよ。

井口　は？

河本　まさに猿も木から落ちるって感じでしたよ。

井口　まさに過ぎるだろ！そままじゃねーか！

河本　はい。

井口　そうじゃなくて。昔バイト先の居酒屋に全然仕事できない奴がいてよく怒られてたんだけど、頑張ってて続けてたら、今度独立してお店だす事になったんですよ。まさに石の上にも三年ってあるんだなーって思ったとか。そういう事だから。

河本　僕もこの前散歩してたら、歩いてた犬が棒にあたってたんですよ。まさに犬も歩けば棒にあたるだなーって思いましたよ。

井口　だからそうじゃないんだよ！ホントにそのとおりの事が起きたって話じゃないから！そもそもなんだよ。歩いてた犬に棒が当たってたって。

河本　他にもありますよ。この前ウサギを二匹追いかけてたんですよ。

井口　もういいよ！どうせ二兎を追う者は一兎をも得ずを実際やった話だろ！ってか、なんでウサギを追いかけてんだよ！どんな状況だったんだよ。

河本　あと、虎の威を狐が借ってたんですよ。

井口　それはどういう状況だったんだよ！ただことわざ言ってるだけだろ！

河本　あと、豚がいたんで、めちゃくちゃ褒めてみたら木に登ったんですよ。

井口　もう完全に嘘じゃねーか！豚が実際に木に登るわけねーだろ！あと、動物ばっかり出てくるなー！動物のことわざばっかりじゃねーか！

河本　あと、河童が川で流れてたんですよ。

井口　そうなったら、まず河童がいた事がなにより凄いよ！だから、そういう事じゃないんだよ！なんでわかんねーんだよ！馬の耳に念仏か！

河本　え？馬なんていないですよ。

井口　そういうことわざなんだよ！もういいよ！