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チームのベクトルは「〇〇」であわせよう!

みなさん、こんにちは!ゆーた@飲食人です。

今回はチームのベクトルをあわせる方法について書かせていただきます!

さっそく結論から伝えますね!!

「日報」をチームメンバーに共有しよう!!

なんだよ、もう既にやっているよ、
って方も、どうか最後までお付き合いください

まず、なぜそもそも日報を共有することが必要なのかについて。

それは、タイトル通り、チームのベクトルをあわせるためです。

ベクトル
すなわちお店の目指すべき方向性をきちんと示してあげないことには、
みんなバラバラに進んでしまいます。

この辺の話は過去記事でも触れているのでぜひご覧ください。

そして、そのベクトルをあわせるために一番有効なのは
face to faceでの伝達です。

とは言っても、

日々忙しい営業の中でそんな時間取れないよ・・・
スタッフ全員とは調整が・・・
今のご時世、面と向かって話すなんて・・・

みたいなこともあるかとは思いますし、
組織が大きければ、余計に難しくもなります。
また、伝達しても相手に届くには「時間」も「回数」もかかります。

そこで有効なのが、「日報」だと考えます。

店長やMGRクラスであれば、対上司や会社と既に行っているかもしれませんが、
1つのお店(店長、社員、アルバイト)の単位として、日報を送ってみましょう!

でも、どんなことを書けばいいの?

ポイントをお伝えしていきます

まず、そもそも日報はなんのために??
冒頭で言ったように、チームのベクトルをあわせるためですが、

要は、どれだけその目標に近づいているかを確認すること
すなわち「振り返り
それが成されて、日報というツールがはじめて機能しはじめます。

**ポイント1

目標を明確にし、振り返りをおこなうこと
**

例えば、
店舗理念や目指すべき姿が「笑顔があふれるお店!」だったとしましょう

そのために日々の目標として
配布しているアンケートで、従業員の笑顔の項目で90点とろう!
という目標を掲げたとします。

それに対して、「振り返り」を行うのが本来の日報の役割です。

今日の目標:アンケート笑顔項目90点以上!
今日の結果:アンケート笑顔項目92点! 達成(*^^*)

この目標がないとそもそも、どこに向かってしまうか分からないし、
やっていて良かったのか悪かったのかもわからず、
ただただ作業をする毎日、ロボット仕事、
つまらない「働」で終わってしまいます。

**ポイント2

良かった所、悪かった所を振りかえってみよう!**

そして、そのうえで大切なのが次にどうするか?
当たり前ですが、ここをしっかり検証しないと、全部時の運!?

なんかよくわからないけどうまくいった!

なんかだめだった!

と、継続的な成果も見込めず、成長もできません。

〇:達成できた場合はその要因、すなわち良かったこと
×:達成できなかった場合はその要因、すなわち悪かったこと

を仮説たてて考えるようにしてみましょう。

【例その1】 アンケート笑顔項目:92点 達成!
達成できた!なぜだろう?
→アンケートのコメントにもあるけど、
サプライズでBirthdayプレゼントを用意したのが良かったかな?
⇒今後もお誕生日の方にはミニケーキを用意しよう!!
【例その2】
アンケート笑顔項目:80点 未達成。
達成できなかったな。なぜだろう?
→今日は入ってきたお客様に対応が遅れることが多かったな。
ポジションも決まらずになんとなく営業していたからかな?
⇒次は必ずポジションをシフト表に書いてから営業しよう!

そうして原因を考えることで、次にどうすればよいかを考えていきます。

いわゆるKPT方式っていうやつですね

KPTとは
Keep・・・良かったところ、継続したいところ
Problem・・・悪かったところ、改善したいところ
Try・・・次にトライしたいところ

よく会議でも、付箋を利用して行われたりしますね

こうすることで・・・

この振り返りや日報の分だけチームも個人も圧倒的に成長していきます。

私の担当店舗ではアルバイトが自ら主体的に日報を送ってくれてましたし、
原価の数値を入れたときには、
「原価%あがっているので、ちょっと発注量調整しますね!」
なんて声をかけてもくれました。

ただここで1つ注意点です。

最初から完璧な精度のものは設けず、

今日の〇〇店 日報
・目標
・実績
・K(良かった所、継続したい所)
・P(悪かった所、改善したい所)
・T(次にトライしたい所)
・ポジティブな一言(店長やスタッフ)

ぐらいで良いと思います。

今まで「なんでだろう?」とあまり考える「習慣」がない中で
たくさんの数値や文字が羅列することで、拒否反応や興味関心をなくすこともあります。

本を読む習慣がない人が、活字だらけは読めないので、
漫画から入ろうみたいなことですね。

加えて、最大の理由は、「継続」しないからです。

いきなり100点を取ろうとして張り切るとまず続きません。
なので、始める方は最初から詰め込みすぎず簡単なところからはじめていきましょう。
継続して、続けることで、習慣化し、徐々に~というのが重要です。

さらに言うなら、日報という形でもハードルを感じる方は
「週報」という形からチャレンジしましょう。

この日報や週報をおこなうことで、

何が起こるか整理すると

情報共有やフィードバックを積極的に頻度高く行えるので、
チーム一体化につながります。
よくある1:1の上司:部下間の日報やりとりと違い、
人数も多いので、目標を達成しようと前向きな日報は一体感を生むのです。

だから「毎日」や「毎週」やること、継続することに意味があります。

短くても良いので、
そこにあなたの本気の言葉を、メッセージをいれてあげましょう。

次のステップで、段々アルバイトさんにも書いてもらうようにしましょう。
見ていたものから、書くものに変わり、興味関心レベルもあがります。
自分でやることで、考えるし、日々の営業の取り組み方も変わります。

あなたの本気の分、きっと帰ってきます。

私は何度もアルバイトさんのあたたかいメッセージに勇気づけられ、
時には涙も流しました。

今日も感謝!ありがとう!!

今回は基礎編としてなので、簡単な概要をお知らせしましたが、
既にやっているよ!こんな取り組みしているよ!なんて方いたら、
情報交換できると嬉しいです!

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