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90年代の男性アイドルグループ

・忍者

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                              1990年にジャニーズ事務所からデビュー                              アクロバットを持ち味とした少年隊の路線を受け継いだグループであり、「演歌も歌えるアイドル」として売り出されたが、当時は演歌というジャンルが「中高年向け音楽」というイメージが強かったため、アイドルファンの中心である10代や若年層に受けず、人気を維持できなった。 

・SMAP

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   日本の男性アイドルグループ史上で最大の成功を収めた国民的グループ      デビュー当初は、10代の女性ファンが中心のごくありきたりなティーンズアイドルだったが、次第に成人男性・高齢者にまでファン層が拡大し、大衆が好む簡単なメロディーに乗せて歌われる楽曲と親しみやすいキャラクターでアイドルに興味のない人たちやジャニーズファン以外の視聴者にも老若男女問わず支持され、アジアで最も成功した男性アイドルまたはボーイバンドとなった。その影響は日本だけに留まらず韓国・中国・台湾といった東アジアのアイドルにまで影響を与えた。¨日本のビートルズ¨・¨日本の宝¨と称されることもある。

・TOKIO

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バンド型アイドルグループとして先輩グループだった男闘呼組と違うのは、彼らはアメリカのボンジョヴィバンドブームの影響を受けて結成されたのに対して、TOKIOの場合は「平成のグループサウンズ」・「90年代のGS」を目指して結成されたという点である。デビュー前は、6人組でダンスチームとバンドチームに分かれて活動しており、城島はバンドチームのときだけ参加して、残りのメンバーはバンド&ダンスチームの両方でパフォーマンスを披露していた。ジャニーズのアイドルとしての人気や楽曲の売り上げは低い方だが、グループとしての認知度はSMAPや嵐に匹敵するほど高い。音楽活動よりもテレビでの活躍の方が大衆に知られている。CDデビュー前に歌っていた「ああ、青春わからずや」は隠れた名曲である。

●B☆KOOL

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1994年デビュー。5人組の男性からなるストリートダンスを取り入れたアイドルグループで¨日本のTAKE THAT¨と呼ばれた。現在のDA PUMPw-inds.の先駆けとなったダンスグループだと言われている。台湾や韓国などでは楽曲やプロモーションビデオがテレビ・ラジオ等でヘヴィー・ローテーションされ、人気を得るなど日本よりもアジアでブレイクしたグループだった。特に台湾では絶大な人気を得ていたため、「台湾で売れた日本のダンスグループ」といった印象に近い。韓国ではソテジワアイドゥルと交流があり、メンバー同士が会話したり(ソテジは日本語が話せた)、お互いが日本と韓国で入れ代わってデビューするなどしていた事もある。 

・V6

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光GENJIの¨光¨と¨GENJI¨のように「Coming Century」と「20th Century」に分かれた2グループ制を受け継いでおり、年齢差のある個性派アイドルグループとして1995年にデビュー。ユーロビートの楽曲とアクロバティックな激しい振り付けで活躍した。音楽活動以外ではレギュラー番組「学校へ行こう!」が有名で放送終了後も特番として放送されるなどの人気番組となった。 

・DA PUMP

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1997年にライジングプロダクションからデビューした男性アイドルグループ。もともとはSMAPのライバル(対抗馬)として考えられていたグループであり、彼らがバラエティで活躍していたため、DA PUMPもSMAPの遣り方を応用し、バラエティ・ドラマ・映画・CM・ラジオ・ソロ活動・冠番組などに多数出演して人気を集め、非ジャニーズ系の男性アイドルとして初めて成功したグループという評価を受けた。レギュラー番組だった「DA!DA!DA!PUMP」は¨SMAP×SMAP¨のように自分たちのグループ名を番組のタイトルに付けていた。SMAPの全盛期が1996年、DA PUMPの結成も1996年であり、デビュー時期は違うものの、同じ90年代後半に活躍した(全盛期を迎えた)男性アイドルという共通点がある。

・Kinki Kids

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ジャニーズ初の2人組と紹介されることもあるが、1975年にリトル・ギャングという2人組のデュオがいたため、実際は2組目のアイドルデュオである。デビュー前は笠置シヅ子やシブガキ隊などコミックソング的な曲をカバーしたり、披露していたがデビューするときに正統派楽曲(歌謡曲路線)に変更したことで成功を収めた。 二人とも作詞・作曲が可能であり、日本のアイドルグループとしては初めて自らの作詞・作曲による楽曲でのオリコンランキング1位を獲得するなど音楽面でも高い評価を受けた。

・野猿

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1997年、とんねるずのみなさんのおかげでした内の「ほんとのうたばん」というコーナーでKinKi Kidsのモノマネをするとんねるずの後ろで踊っていた番組スタッフを「ジャニーズシニア(?)」と名づけたことがきっかけで結成されたアイドルユニットである。当時のモーニング娘。の人気に影響を受けており、「男版モーニング娘。」としてアイドル的な人気を得た。 

・嵐

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SMAPの後を継ぐ国民的アイドルグループであり、 通常のアイドルグループがデビュー後、数年間の全盛期を経験し徐々に人気が低迷していくのに対し、彼らはデビュー10周年に全盛期を迎えた特異なケースと見ることができる。もともとはライジングプロダクション所属のDA PUMPの対抗馬として作られたグループであり、当初4人組の予定であったが、5人組で結成されライバル構図となった。さらにジャニー喜多川はkinki Kidsをデビューさせた後、滝沢秀明をデビューさせることも考えていたが「SMAPにいつか限界が来たとき(人気低迷)に彼らの後を継ぐグループが必要だ」と事務所の将来を考えてSMAPの予備グループとして計画されたのが嵐だった。その後、彼らが国民的グループとなったことを考えればこの判断は正しかったと言えるだろう。

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