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和声の豆知識11

属和音は、ドミナント機能なので、次に主和音に行くことが多いのですが、主和音に行かないで、音階の6番目の音を根音とする和音に行くことがよくあります。ハ長調でいえば、Gコード、Gのセブンスもですが、次に、 Aマイナーに行くということです。よくある、典型的なコード進行のパターンのことを、カデンツといいます。主和音から属和音、また主和音に戻るのもカデンツ、属和音から、6番目の根音の和音に行くパターンも1つのカデンツです。文章に例えると句読点の様なので、終止形、終わるに止まると書きますが、カデンツは終止形ともいいます。

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