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インテリアに興味をもったきっかけ

皆さんおはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れ様です✨

みため章吾こと、藤田です!

サムネの画像の書籍をご存じの方っているでしょうか?

これは現在も人気のいわゆる「デザイナーズ家具」について書かれたものです。画像の書籍はハンズ・J・ウェグナーなど4人から作られた椅子について書かれています。

僕がこの本に出会ったのは学生のときでした。

当時なんとなく選んだ工業高校から就職も建築系にしておけばいいだろうと考えていました。そして他府県に出てみたかったのでなんとなくで選び短大に入学します。

今思い返すと昔から、自身の部屋をもらったときからよく模様替え(というより家具の配置換え)を頻繁にしていました。月2か3ぐらいで。

なぜそこまでしていたかは覚えてないのですがただ変えた後の見栄えの良さや機能性がよくなって満足したことよりもただただ雰囲気が変わって新鮮さを得て満足していたことの方が印象に残っています。

そんな僕が短大で同級生にタイトルの本を借ります。ちなみにこの頃は学生寮にいるのですが相も変わらず配置換えをよくしていました。この時は2カ月に1度くらいだった気がします。

ただただ、インテリアに興味があるって言っておけば少しお洒落そうに見えるかな。模様替え(正しくは配置換え)もよくしてるし。といったいかにも学生らしい浅い考えで本を借りたのを記憶しています。笑

本を読み進めるつれ、その考えが浅はかだと痛感しました。

なぜそのようなデザインとなっているのか?当時作られたときの時代は背景はこの様な事象がありそんな中に生まれていた。そして名前1つにとってもただつけるのではなくある背景があったり生まれたりして決められていること。

そんな中、確か「アンネチェア」と呼ばれるチェアがあるのですが、知り合いが喫茶店を開くから特別に作ってほしいと依頼があり作った。そしてその依頼者の名前が「アンネ」だったことからその名前になった。という話がありました。

この話が特に衝撃でした。

頻繁に行っている配置換えの家具の1つ1つが形はどうであれストーリーがあること、もちろんすべてに「アンネチェア」のような形ではないかもしれませんが。

今もうまく表現できませんがとても感動していました。

気が付くとパラパラっと呼んで返そうと思って借りた本も、しっかり読みこんで、続編を持っていないかを聞いて古本屋に足を向けたのを覚えています。(当時すでに絶版で新品は販売していなかった)

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写真は過去にお店に展示されていた国産のソファです。

フェイクレザーで作られているのですが独特な質感をもった生地でとても好きな生地です。

メーカーは国内でいまもこのソファは生地違いではありますが展示されております。過去に地域の方と繋がりがあり、アパートの撮影用にこのソファを含んで飾りつけに行ました。まだ入社して間もない僕は1部屋頼まれ、このソファは僕が選んだわけではなく元々持っていくことが決定していました。そして搬入しいざ撮影!となったときにプロのカメラマンさんがいるにも関わらず撮影した写真を見てインテリアさえも新米の僕が生意気に角度の指摘をして雰囲気を凍り付かせたことがあります。

現在もお店に展示されており、生地は変わってはいますがそんなことをたまに思い出すソファです。

先述した家具が完成するまでのストーリーもありますし、その家具を使ってから紡ぎ出されるストーリーもあります。

皆さんが使用されている家具もきっと何かしらのストーリーがきざまれているかもしれません。

そう思うと普段の家具の見方も変わるかもしれません。

まだ続きますが長くなったので今回はここで切ろうと思います。

次回があればもう少し書いてみたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。また機会があればぜひ覗いていただけるとありがたいです。それではまた!!




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