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熊野古道と、その先にブックカフェ

おはようございます!
旅先でも気がつけば本との接点を模索する日々。

昨日、初めて熊野古道を歩きました。
熊野古道は、伊勢から熊野、その先の高野山まで続く参詣道です。
20年前にこの地域一帯が世界遺産に登録されました。今や、世界中からの参拝者が特に春秋を中心に増えているとのこと。
私が泊まった宿は熊野古道のど真ん中にあったのですが、9割の宿泊客が外国の方ということでした。

熊野古道は、代表的なルートが5つあります。
その中でも今回は初心者ルートかつ手軽に楽しめる発心門王子から熊野大社本宮へ抜ける(バスで発心門まで行き、後下るだけ)の楽々ルートを歩きました。

自然の中を歩くのがとても楽しくて楽しくて。
和歌山県はこの季節でも、他の地域より4.5度ほど暖かく、散策中も朝方でしたが歩き始めてしまえば寒さは余り感じません。

元来登山好きかつ散歩好きのため、山道を歩く、かつその道が下りか平坦、となると楽しさしかない。鳥の声すらもなく静かな竹林、杉林をひたすら無心に歩く、瞑想に近いような雰囲気を味わえるそんな山路でした。

実際に宿の方も、和歌山は再生の土地、互いに引き寄せられるようなパワースポット、スピリチュアルかつ癒しの地、というお話をされていました。
まさしく、それを実感するようなヒーリング効果の高い参詣道でした。

初心者に優しいことには、歩いていて30-1時間ほどに一つの休憩・トイレスポットがあること、ずっと山道ではなく何度も民家のあるエリアに入ること、なども安心材料でした。

2.3時間の森林浴を経て、あっという間に麓に着くと、そこにステキなブックカフェを発見!

お店は4年ほど前から立ち上げたとのことで、お客様のほとんどは外国の方。
故にラインナップは洋書も多く、MURAKAMI(村上春樹)や村田さやかさん、小川洋子さん、あとはドイツで人気というtowada yoko さんなどの本が平積みされています。
店主さんから自由に読んでいいよ〜ということで、ラインナップを楽しんでいると、小説、文芸誌を中心に様々な本がありました。

コーヒーを飲み一休みし、また自社巡りへ。

本に触れて少し英気を養っての旅路です。

和歌山観光も残り2日。
普段と離れた場所ですごすのは、刺激に満ちていてとても楽しいです。

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