馬術やってるSEで起業している人0人説
はじめに
note初投稿になります。今自分は会社員(システムエンジニア)をやりながら、fwywdというコミュニティで起業に挑戦しています。
この記事ではそこに至った経緯や、自分が挑戦したい領域について徒然なるままに記載していきます。
30歳の自分は何をしたいのか
出会いは2021年11月頃だったでしょうか。一通のプロモーションメールから始まりました。差出人は株式会社キカガクさん。その内容は「『起業家育成プログラム』なるものを作ったので1期生として参加してみませんか?」というものでした。
少し前に会社の研修でキカガクさんのAIに関する講座を受けたことがあって、キカガクという会社が存在することは認知していました。しかし、AIをやっている会社が起業家とはこれ如何に、と思って惹かれたのをよく覚えています。
「起業」というワードは実は社会人になってからずっと頭にすみっこに置いていました。ずっとサラリーマンをやりたいわけではなく、いつか自分の会社をもって自分でビジネスを始めるのが夢だったのです。
新卒で入った会社の歓迎会の際に「将来の目標はなんですか?」と社員全員がいる場で聞かれたことがあります。そのときに自分は(今思い返すとアホみたいなんですが)「社長になりたいです」と答えました。それくらいずっと抱えていた目標で夢だったのです。
その会社も2年半ほどで転職して(この話もどこかで書きます)、今の会社(都内のSIer)に入るわけですが、最初の1~2年はやっぱり大変でした。目の前の仕事をこなすことで精一杯でした。しかし、ちょうどコロナが始まったときくらいから少しトーンダウンして自分の時間が増えてきました。
そのときに「起業」につながることをやってみようとブログを書いてみたり、個人でアプリを作ってココナラで売ってみたり、逆にすごく遊び歩いたりしました。それぞれ学びはあったのですが、「起業」につながるのかと聞かれる微妙だった気がします。「あー、やばいなー。何も成し遂げていないまま30歳になっちゃうな。今やるべきことはこういうことじゃないよなー」なんてもやもやしている日々が多かった気がします。そんなときにキカガクさんからのメールを見て、20秒くらい考えて「とりあえず説明は聞こう!無料だし」と、説明会に行くことを決意しました。
馬術はもっと効率化できる
fwywdでの活動は記載すべき内容がたくさんあるのですが、その話はいったん横に置いて、自分が今何の領域でビジネスをやろうとしているのかを記載していきます。
自分は大学時代に「馬術」というちょっと珍しいスポーツをやっていました。このスポーツの魅力も語りたいのですが、それもいったん置いておきます。ここに残しておきたいのはむしろその逆で問題点の方です。
馬術はとても素晴らしいスポーツなのですが、経験者としていくつか問題点もあると思っています。例えば、IT化が遅れていると自分は考えています。
サッカーも野球も指導や競技会の運営にいたるまでデジタル化、IT化が進んでいますが、馬術競技はこの点はまだまだです。競技会の結果を紙に記載して、それをスタッフが回収して本部棟で集計して検算して…というようなことをしており、もっと効率化できないかなーと当時から考えていました。(国体などの一部の競技会では改善されているようですが、そうなっていないところが多いようです)
乗馬クラブってなんか閉鎖的?
馬術競技者同士での横のつながりが薄いのも少しもったいないです。自分の目で見たサンプル数が少ないので、実態は違うのかもしれませんが、競技者同士や馬術クラブ同士、馬術部同士の横のつながりがなんとなく薄い気がするのです。小中高と自分はサッカーをやっていたのですが、その雰囲気と比べるとなんとな~く閉鎖的な気がします。
自分なりの考察ですが、「馬を扱う」という少し特殊な要素が原因だと考えています。馬の扱い方に関しては細かいところで各監督やコーチで差があるのです。仮に「ここはもっとこうした方がいいんじゃないの?」なんてアドバイスをしても、「いやいや、あんたの馬じゃないから。放っておいてくれないかな」みたいな返しをされそうな雰囲気を感じます。
これはある意味では当然なことでもあります。生き物である以上、同じ馬は一頭としていません。その馬の癖や性格もよく知らないのに口出しするのはちょっと違うでしょう。
しかし、基本的な「馬術のいろは」や「建設的な意見交換」はもっと文化として根付いてもいいのなーと個人的には思っています。特に今はSNSなどを通じて、遠くてもいろいろな人と交流できます。馬術というマイナースポーツだからこそ、そういう人と人とのつながりを大事にしていくことが大事で、そこから生まれるメリットがあるのではないかと考えています。
おわりに
まだまだ書き足りないことはあるのですが、キリがないので今日のところはこのあたりで止めておきます。
いろいろ記載しましたが、「馬術」やもっというと「馬」という生き物に自分は大きな可能性を感じています。自分は馬術と出会うことで多くのことを学び間違いなく人生観やメンタル面が変わった自覚があるからです。
多くのに人に馬術を知ってもらい、すでに乗っている人にはより楽しく価値のある馬術体験をしてもらうことが自分のミッションと定義しています。
馬術愛があり、エンジニア力があり、起業しようと動いている人は日本広しといえど、なかなかいないでしょう。そんな私だからこそできることがある、と最近は真面目に思ってきました。
今日も明日も明後日も活動を続けていきますので、皆様よろしくお願いいたします。