なぜ作ったサービスに人が集まらないのか

集客の大変さを侮るべからず

今日は集客についての自己反省を綴ってみる。
「ウマココ」という馬術競技者向けのサービスをリリースして、2ヶ月ほど経つわけだが、未だにアクセス数、利用ユーザ数はよろしくない。よろしくないというかサービスを本格的に利用してくれている人はほとんど0人だ。
まさか、ここまで反応がないとはリリースする前は思っていなかった。ウキウキしながらコード書いていた自分が今の状況を知るとどんな顔をするだろうか。その原因は何かを整理の意味も兼ねてここで記載していく。
ちなみに「ウマココ」の詳細は以下を参照。

人を集める=影響力を持つ

実は、個人でアプリケーションを作るのはこれが初めてではない。3年ほど前だったか、世の中にはじめて出したサービスTwitterのAPIを使ったWebアプリだった。RTキャンペーン(このツイートをRTした人に〇〇をプレゼント!とかいうあれ)をする事業者をターゲットに任意のツイートをRTした人を指定した条件でランダムで抽出するというものを作った。これは問い合わせというレベルだと10人くらいから反応があり、そのうち1名とは売買契約が成立した。

その少しあとくらいにLINEのbotを作りますよ!という小規模SIerみたいなサービスを提供して、これも7~8人くらいとは売買契約が成立した。
しかし、今回の「ウマココ」は未だまともな問い合わせは0である。この違いは何か。

市場の大きさというのは明確にある。LINEのbotやTwitterの例に比べると想定ユーザの数は圧倒的に少ない。馬術というニッチ世界に住んでいる人にサービスを伝えるために、もっと工夫しないとダメ気がする。今やっているのはSNSを使ったり大会会場にお邪魔してビラをまくということだが、SNSのフォロワーで馬術関係者はごくわずかであり、大会にお邪魔したのも1回だけだ。ここの行動回数と質を変えてみる必要がありそうだ。

関連する話として、販路を独自で開拓する必要があるという点も挙げられる。前述のLINEのbotやTwitterの例はココナラというスキルシェアリングサービスを利用していた。ここに商品として登録するとやはり多くの人の目に止まる。今回はそういったものを使っていないので独自に人を集める必要がある(馬術お役立ち情報を集めたブログなどはたまに見るので、その管理人と連絡を取るというのはありかもしれない。その場合どんなリターンをgiveできるかを考える必要があるが。)

まとめると、自分の周りにもっと馬術関係者が集まるようにしないといけない。自分が参加している起業家育成コミュニティfwywdでも「影響力を持ちましょう!」というのは再三言われているが、結局これに尽きるのかもしれない。(何度振り返ってもこの結論に達する)

影響力を持つためにできることを考える

影響力を持つためにできることは何かを考える。自分は馬術の競技者としては第一線を引いている。(今は週一で楽しむいわゆるエンジョイ勢)
過去の競技結果も全国で上位入賞のような華々しいものはない。となるとそっちとは違う方向でコンテンツを作って周囲に発信することから始めるのはよさそうだ。
一番始めやすいのは馬術界隈のお役立ち情報を発信する「まとめサイト」的な役割を担うことだろうか。
あとは、このノートもそうだが「馬術関係で起業活動をしている」というプロセスもコンテンツになりうるかもしれない。
未経験者や初心者向けに馬術の世界を語るというコンテンツも面白いかもしれない。

最近「ゆる言語学ラジオ」「ゆるコンピュータ科学ラジオ」というpodcastを聴くのにハマっている。コンピュータ科学は職業上関連があるが、言語学はかじったこともない。しかし、これは結構聞いていて面白い。言語学ってこんな世界なんだなーという知的好奇心が満たされる喜びがある。こういう「ざっくり面白く業界のことを語る」というコンテンツはYoutubeでもたまに見るので需要があるのかもしれない。(気になる方は以下のリンクからどうぞ)

できることをコツコツと

壮大な目標を達成するために必要なことは、やっぱり小さなことの積み重ねである。これだけは30年生きてきて確信している。上記の振り返りを通じて再度心にガソリンが投入できたので3連休明けも頑張ろう!


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