症例)何度もテニス肘と手首の腱鞘炎になる
毎週火曜日は、症例とその改善のヒントを公開しています。
テニス肘と腱鞘炎はどこへ行けば治る?
テニス肘と手首の腱鞘炎は、それほど難しい症状ではないので、通常【治療系】治療院であれば1~8週間で改善します。
治療法に関して、個人的には何を選択しても構わないと思いますが、2ヶ月以上続けたにも関わらず、改善がみられないものは継続しないほうがいいでしょう。
いたずらに時間とお金を浪費するだけなので、どんなに魅力的な提案があっても、早々に他店に乗り換えるのが懸命です。
もちろん、早ければ1回で良くなる症状なので、回数券なども買う必要はないと思います。
僕のところに来店され方は、⇩のような理由がほとんどです。
「何度も再発してきて、もう繰り返したくない」
「できるだけ早く、症状から開放されたい」
「整形外科で治らなかった」
注射や薬が苦手な方、何度も再発してきた方は、最初から【治療系カイロプラクティック】を選択してください。
テニス肘と腱鞘炎の共通点
テニス肘は、上腕骨外側上顆炎の別称で、<⇧赤枠の腱>が痛くなることをいいます。
一方、一般的に手首の腱鞘炎は、<⇧青枠の腱鞘>が痛くなることをいいます。
腱と腱鞘の炎症はメカニズムが似ていて、⇩の3つのいずれか、もしくは重複です。
・使いすぎ
・使い方が下手すぎ
・使えない環境になっている
セルフケアと注意点
どちらも炎症なので、セルフケアで一時しのぎしたい方は、⇩を行ってください。
・アイシング
・固定
真逆の⇩をすると悪化します。
・温める
・マッサージ
・ストレッチ
再発させないために必要な思考
ポイントは3つあります。
①「治療=壊れたものを治すこと」「セルフケア=壊れないようにすること」という認識を持つこと
セルフケアで壊れたものは治せません。逆に治療で壊れないようにすることもできません。
節約のために、できるだけセルフケアで治したい気持は良く分かりますが、残念ながら一度壊れたものは治療に頼るしかありません。
ただ、一度治ってしまえば、セルフケアだけで壊れない体を維持することができます。
双方の長所をうまく利用して、再発しない体になってください。
②「固定」と「マッサージ・ストレッチ」は、真逆の行為という認識を持つこと
いくら治療を受けても、やるべき治療とは真逆のことをしていては話になりません。
治療院でマッサージとストレッチをして、帰り際にサポーターを買わされ、「家でしっかりストレッチしてね」という意味不明の治療院からは早く逃げましょう。
③正しいフォームで行えているかを、コーチにチェックしてもらう。
カラダの使い方が悪いと、ムダな場所に力が入ったり、力の入らないフォームで運動することになります。
特に、適当にやってもある程度できてしまう、テニス・野球・ゴルフなどは要注意です。
フォームの崩れが、腱炎や腱鞘炎の原因になっている場合があります。
ある程度上達していたとしても、基礎を学んでいないのであれば、足りないピースをレッスンで埋めるようにしてください。
それも「大切な再発予防策」です。
まとめ
何度もテニス肘と手首の腱鞘炎になる方は、前項の『再発させないために必要な思考』を何度もくりかえし読んでみてください。
必ず3つのいずれかが当てはまり、それをクリアできれば、問題から抜け出すことができます。
【治療系】治療院の選び方は、⇩の動画で分かりやすく解説しました。興味がある方は参考にしてみてください。
ではまた
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