蚊に刺されたら、最初にすること
蚊と血液型の関係
気温の上昇とともに「蚊」を見る機会が増えてきましたね。
私はO型で、昔から周りの友人よりも刺されやすい体質でした。
じっさい、2004年の学術誌「Journal of Medical Entomology」で発表された研究によると、O型の人は非O型の人に比べて蚊に刺されやすいことが示されました。
また、2023年に行われたユーグレナの調査では、蚊に刺されやすい遺伝子タイプの人の割合がO型で最も高く、次いでAB型、B型、A型の順となったとありました。
O型が刺されやすい理由
O型の人は、A型やB型の人に比べて皮膚から出る揮発性物質の種類や量が異なることが分かっています。
これらの揮発性物質の中には、蚊を誘引する効果があるものがあり、これがO型の人が刺されやすい理由と考えられています。
しかし、血液型以外にも、出身地や体臭、服装など、蚊に刺されやすさに影響を与える要因は複数あります。
すべてのO型の人が刺されやすいわけではなく、逆にA型でも刺されやすい人もいるのはその為だそうです。
蚊対策
蚊に刺され対策は複数ありますが、興味深いのは「足裏を洗う」です。
2018年の九州大学などの研究によると、足の裏には蚊を誘引する物質「イソ吉草酸」が多く存在することが分かっており、足を洗うことでこの物質を洗い流すことができ、蚊に刺されにくくなることが示されました。
また、2020年の長崎大学などの研究では、足の裏を1日2回、石鹸で洗うことで、蚊に刺される回数が約60%減少したという結果が出ています。
蚊に刺されてしまったら
実体験として、刺された場所を流水で洗い流すと、
①痒みが消え
②腫れが最小で済み
③腫れが早くなくなり
ます。
洗う場所がない場合は、ペットボトルの水を使ったり、ウェットティッシュなどで拭き取るのも効果的です。
昨年は異常な暑さのせいか、蚊は少なかったように感じますが、今年は分かりません。
今回の情報が刺されやすい方の参考になれば幸いです。
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