5年保存水を飲んでみた
毎週月曜日は、買ってよかったものを紹介しています。
長期保存の水はどんな味?
5年前に買った【5年保存水】が期限になったので飲んでみました。
感想はひと言…
「水だな」
って、当たり前といえば当たり前ですね。
ちなみに、ペットボトルの水には、賞味期限がありますが「期限を過ぎたから飲めなくなる」というわけではありません。
製造時に、ろ過や加熱処理をして徹底的に雑菌などを取り除いているので、開封し雑菌が入りこむまでは、品質は落ちても飲めなくなることはないと言われています。
未開封の状態で高温多湿の場所を避けて保管していれば、何年でも水は持ちます。
つまり、水は賞味期限が切れても飲むことができるんです。
ペットボトルに期限がある理由
だったら、「なぜ賞味期限があるのか?」という疑問が出ますよね。
これは、計量法という法律が存在するからです。
ペットボトルなどの容器は長期間保存していると、少しずつ水が蒸発していき、記載の内容量よりも減ってしまいます。
記載量よりも少ないと、計量法に抵触してしまうことから、その内容量を守れる期間内を賞味期限として印字されているんです。
水の場合はジュースなどと違い、水分が蒸発することで味が濃くなる心配もないので、味の保証がされる期間とされている賞味期限とはチョット違う意味での使われ方となります。
開封したら、どれくらいで飲めばいい?
水が長期保存できる理由は「雑菌がない状態だから」です。
言い換えると、「雑菌が入ってしまったら賞味期限内でもアウト」ということです。
よく、『開封後はお早めに…』という記載を見たことはないですか?
例えば、一度口を付けたペットボトルは、容器内に菌が入り繁殖します。一度、口を付けた水はすぐに飲み切る方が安全です。
開封後、「コップを使えば何日でも保管できる」と思われがちですが、空気中にも菌は多く存在するので、やはり開封後の水は常温であれば1日が限度と思ってください。
冷蔵庫に保管した場合は、常温よりも菌の繁殖は抑えられますが、1週間以内には飲み切るようにしましょう。
まとめ
非常時に配布されるであろう、自治体で保管されている水は、その時、必ずしも賞味期限内とは限りません。
正しい知識があれば、貴重な水を飲料として使用できますが、知識がなければ、ムダな怒りがこみ上げたり、飲まずに捨ててしまうようなことになります。
今回の記事が、有事の際に役立つといいなと思います。
ではまた
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