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2023年10月~最低賃金は「全国平均1,000円台」へ

2023年も大幅UPか?!

昨年、大阪府の最低賃金は、31円引き上げられ1,023円となりました。

それが今年は、全国加重平均で1,000円をわずかに上回る可能性が高いと報道がありました。(昨年は961円)

最終決定は本日(28日)、中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)で行われます。

<全国加重平均の計算例>

全国の各地域の平均賃金を算出する場合、人口の多い都会と人口の少ない田舎の平均賃金をそのまま平均すると、都会の平均賃金に偏ってしまいます。そこで、全国加重平均を用いて、各地域の人口に応じて賃金の重みづけを行い、より正確な平均賃金を算出することができます。

例えば⇩の条件のとき、全国加重平均は以下のようになります。
・全国の労働人口:6,000万人(都会4000万人、田舎2000万人)
・都会の平均賃金:1,050円
・田舎の平均賃金:900円

全国加重平均 ={ (1050 x 4000万人) + (900 x 2000万人) }/ 6000万人 = 1,000円

昨年、大阪は全国平均の31円増加をそのまま適用しました。

今回、加重平均が1,000円と仮定した場合、前年度比39円増となり、大阪の最低賃金は「1,023+39=1,062円」となります。

今年に入り、光熱費や生活必需品など物価高騰が続いているので、この流れはありがたいことです。

一方で、これが実現すれば約4%の引き上げとなるため、従業員を抱える企業の中には支払い能力の限界を超えるところもあるかもしれません。

最低賃金の引き上げは10月からで、インボイス制度も同月からスタートすることから、経済の活性化を促すような政策が期待されます。

が、どうでしょう?

今日も、年金定期便が届いていましたが、暗くなる内容でした。
聞こえてくるのは、増税の話ばかりだし。

せめて、健康でい続けられるように頑張らないといけませんね。
連日暑い日が続いていますが、みなさん体に気をつけてください。

それではまた


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