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私のイメージの旅 ~「インナーチャイルドたち」その2

noteの楽しみって、クリエイターさんたちのイラストを選ぶ時。素敵なイラストが多くて本当に楽しいです。

さて、二つ目の研修の課題の一つ。「インナーチャイルドとの対話」。

この研修はホリスティックな意識の高い人たちが参加しているので、インナーチャイルドワークは半数以上の人が過去にやっていました。

初めて自分のインナーチャイルドに合う人もいましたが、私がガイドさせていただいた大学の教授もその一人。彼の豊かな空想の世界ととてもパーソナルなインナーチャイルドとの対話を経験させてもらって、とても感動。ガイドをしているこちらも痺れました。

私も前回書いた通り、何度か色々な形でインナーチャイルドのワークはしているので、自分のインナーチャイルドとはすでに良好な関係を結んでいます。これまで会ってきたのは、4〜5歳の頃の自分。過去に、ハグして癒してあげた小さい頃の自分です。その自分に助けてもらったことも以前書きました。

前日のセッションから「夫くんは私のインナーチャイルドを癒して愛してくれる存在なんだな」と気づき、久々に会うインナーチャイルドの私、仮にここではチビかなえと名付けます、が褒めてくれるんじゃないかなと想像していました。

セッション開始にあたり、ガイドに「何か目的はある?」と聞かれましたが、「特になし。久々にインナーチャイルドに会って挨拶できたらいいかな」と。軽く様子を伺って、褒めて貰えばいいなと考えていました。

セッションが始まり、また私のスペシャルな場所、草原のある湖畔に行きます。そして、今日はインナーチャイルドを呼びます。早速、すぐにチビかなえが現れました。

チビかなえは私の手を取り、一緒に散歩をしたいようです。手を繋いで林の方に歩いていきます。一緒に緑の香りを嗅いで、綺麗な空気を吸って、木の間をゆっくり散歩します。

とても安定していて幸せそう。なんだか以前会った時よりも精神的に大人になっている雰囲気。

ガイドに促され「何か欲しい?何かしたい?」とチビかなえに聞きます。「ううん、ただ一緒に自然の中で散歩したい」としばらく一緒に自然とつながる空気を楽しみました。

少しして、ガイドに促され、チビかなえと対話を始めると、「昨日のことを話さなきゃね」と。「話したいんでしょ、どうするか相談しようか」とチビかなえが言います。昨日のセッションの赤ちゃんの頃の私のことです。赤ちゃんの私をベイビーかなえと名付けましょう。

「ああ、あれは未消化。気持ちがいっぱいになっちゃった」と私。「じゃあ、ベイビーかなえをここに呼ぼうか?」とチビかなえ。「呼べるの?」と私。「呼べるよ」とチビかなえ。

二人でベイビーかなえを呼ぶと、ベイビーかなえが手を繋いでいる二人の間に現れました。チビかなえと私でベイビーかなえを抱きしめてあげます。チリチリしている肌をさすって、優しくぽんぽんたたき。ベイビーかなえが少しずつ落ち着いていく。

自然の中でしばらく優しく肌に触れてあげていたら、スッとベイビーかなえは消えていきました。

そして、またチビかなえと私は湖畔の方に手を繋いで戻っていきます。その時に気づいたの。チビかなえはもう確実に私より全然大人。成熟した精神を持ってる。

そして、時間が来たので、お礼を伝え、また会う約束をしてお別れしました。

このセッションを開始するまで、ずっと肌の上に残っていた前日のセッションで感じた皮膚感がやっとなくなった。

これもまだまだ消化が必要かな。

想像以上にいつの間にか大人になっていたインナーチャイルド。多分今の自分の生活や心のあり方が彼女をあんなにも成長させたのだと思います。もはや私よりも大人になった彼女。少し誇らしい。

今思い起こすと、彼女の精神が成熟したのは、知識や経験でなく、安心・安全の感覚を得て、自分らしさを成熟させた結果。それだけで人は人としてあんなにも成熟できるんだなと気づきました。

そして今また私を助けてくれた。ギズモにしろ、チビかなえにしろ、強い味方がどんどん自分の中で増えていきます。

多分この先また対話を進めていったら、皆がより成長し、色々なことが起こっていくんだろうなと感じます。

あと、もう一つ、この次に、最後に行った課題での私の経験をシェアします。




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